
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、麦芋さんが描く『弄んでくれと頼んできたお嬢様に翻弄されています』をピックアップ。
2025年2月21日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.1万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、麦芋さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■天然お嬢様から飛び出た“とんでも発言”に、チャラ男の反応は…

男子高校生の長谷川智香は、面倒見が良く人当たりもいい上にイケメン。女子からは“理想の彼氏像”とされることもあり、まだ1年生ながらも同級生や先輩から猛アタックを受ける日々だった。
そんなある日、別のクラスの同級生で生粋のお嬢様として育った里綾紫翠に声をかけられる。「お話があるのだけれど お時間よろしいかしら?」少し頬を赤らめて伏し目がちに佇む里綾の様子に、「絶対告白だろ…」と身構える長谷川。しかし、続けて里綾から飛び出した言葉は「私のことを… 弄んでもらえないかしら」という“とんでも発言”で――?
天然お嬢様に翻弄されるチャラ男が描かれた本作に、読者からは「私も翻弄されとるぅ」「良良良良良!!!」などの声が寄せられている。
■作者・麦芋さん「あの二人は明日にでも付き合ってくれ」

――『弄んでくれと頼んできたお嬢様に翻弄されています』を創作したきっかけや理由などをお教えください。
キャラクターを作る練習をしていた際に、複数人出来上がった中で性格的に一番物語を紡げる子が長谷川くんでした。ではお相手はどんな子だったら可愛い・応援したい・もっと見ていたいが増幅できるかなと考え里綾さんが出来上がり、物語は二人のキャラクター性に沿ってまとめました。
――本作は読切作品ですが、X(旧Twitter)のご投稿には、読者から続きを望む声が多数寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか?
可愛いというお言葉が多く、長谷川くんを作った時点から可愛いお話にする!なる!と、とてもワクワクしておりましたので、読んでくださった方にもそう思っていただけて嬉しかったです。癒される、とはまた少しニュアンスが違うかもしれませんが、読後にそういった気持ちになっていただけたら嬉しいです。
――本作の中で、特にお気に入りのシーンやセリフを理由と一緒にお教えいただけますでしょうか?
徹頭徹尾、好きなキャラクター二人と好きな空気感を詰め込みきったので、正直自分は二人が歩いているだけでお気に入りです。
強いて言うなら、長谷川くんが里綾さんの箱入りっぷり(危機管理が抜けてること)に引いている会話シーンでしょうか。これから長谷川くんは、里綾さんのそういった箱入り力に振り回されたり驚いたり笑ったりしていく関係になると思うのですが、ここまで「正気か…?」と引くことはあまり無いんじゃないかなと思うので。
常識と面倒見を兼ね備えた長谷川くんと、猪突猛進な好奇心の塊の里綾さんのズレという、良い対比にもなっていて好きです。
――麦芋さんは、赤面を描くのが好きとのことですが、赤面の魅力をお聞かせいただけますでしょうか?また、本作は里綾さんに翻弄される長谷川くんの赤面が特に印象的ですが、赤面姿を描くときにこだわっているポイントがあればお教えください。
絵を描く人間からの目線にはなってしまいますが、赤面の斜線を頬に入れると一瞬で感情が変わるのが好きです。
眉をひそめて怪訝・不服そうな顔つきをしていても、頬に斜線を引くだけで真逆の空気感を持つ表情になるのは、漫画絵の面白い魅力だと思っています。そういった要素は他のパーツにもあると思うのですが、見える感情がここまで逆転させられる赤面は描いていて楽しくて仕方ないです。
長谷川くんでなくとも、どんなキャラクターでもそれぞれ、らしい赤らめ方があるはずなのでそれを崩さない且つ、可愛い面があるなと思えるように描けていたら本望です。
――今後の展望・目標をお教えください。
続きがあるとは言えないのですが、時間や都合の折り合いが取れることがあれば、またこの二人を動かしたいです。
私事の目標としましては、漫画を描くのは面白いので何かしらを描き続けていきたいと思っています。漫画の技術も知識も足りないだらけではあるのですが、色々と挑戦や勉強もしつつ漫画を描くことに触れ続けていければ嬉しいです。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
長谷川くんと里綾さんのお話を読んでくださり、本当にありがとうございます。大好きな二人の話を描き、読んでくださる方がいらっしゃったことで漫画として完成したと思っています。
このお話を読んだ時間が、日常の疲れなどを忘れるような瞬間になっていたら幸いです。
あの二人は明日にでも付き合ってくれ。
これからも漫画を描いていくので、また読んでいただけましたらとても嬉しいです!

