
「トラウマコード」(2025年)のチュ・ジフンと、4年ぶりのドラマ復帰となるハ・ジウォンが共演する韓国ドラマ「CLIMAX/クライマックス」の第4話が、4月19日にLeminoで配信された。9年前に発生したオ・グァンジェ(ソ・ヒョヌ)殺人事件の真相が明らかになる中で、チュ・サンア役のジウォンの鬼気迫る表情が視聴者を魅了した。(以下、ネタバレを含みます)
■パク・ジェサンが出所し、事件の真相が明らかに
「CLIMAX/クライマックス」は、権力を渇望し政界に転身を図る検事パン・テソプ(ジフン)と、その妻でどん底からの再起を目指す元トップ女優・サンア、そして彼らを取り巻く人々の、欲望に満ちた権力闘争を描くポリティカル・ラブサスペンス。
権力の犠牲となって亡くなった父の復讐(ふくしゅう)のため、貧しい環境から這い上がり、検事となったテソプ。だが検察内部は、コネがモノを言う世界。テソプは別の方法で権力の中枢に近づくため、検事を辞め、政界へと打って出ることを決めた。
一方、スター女優だったサンアは、脱税問題でトップの座から陥落し、もう一度トップで輝く機会をうかがっていた。だが彼女は同時に、オ・グァンジェ殺人事件の関係者であるという爆弾を抱えていた。
第3話で事件の実行犯とされるパク・ジェサン(イ・ガソプ)が出所し、YouTube番組で真実を暴露し始めたのに続き、第4話ではサンアの視点、そして当時事件を担当したテソプの視点からも、事件の真実が明かされた。
■サンアが抱えた憎しみ「地獄に突き落としてやる」
9年前、女優仲間のハン・ジス(ハン・ドンヒ)を亡くしたサンアは自暴自棄になり、グァンジェへの殺意を募らせていた。そこへ現れたのが、当時のボディーガード・ジェサン。サンアはジェサンからの好意を利用し、彼にあることを要求した――。
これまで断片的に描かれてきた9年前の真実が、サンア、テソプの回想とジェサンの告白により、さらに鮮明に浮かび上がってきた。
ジスに単なる友情を越えた感情を抱いていたサンアはジスの死に深く憔悴し、ジスを死に追いやったグァンジェに怒りを爆発させた。すっかりやつれきった様子でジスを思い、ジスの葬儀で「地獄に突き落としてやる」とグァンジェを激しくなじるサンアの感情の波を、ジウォンが鮮烈な演技で見せていく。ナイフを手に、グァンジェへの憎しみを爆発させる衝撃シーンも…。

■“悪役”の顔も…ジウォンの演技に視聴者感嘆
そんなサンアに「僕が守ります」と寄り添うジェサン。サンアは潤んだ目でジェサンを見上げ、「私、あなたの女になるわ」「だからジェサン、オ・グァンジェを殺して」とすがるようにささやく。その言葉をジェサンは信じるが、“約束”が果たされることはなかった。出所したジェサンは復讐のため、隠された真実を世間に暴露する。
9年前の殺人事件を掘り起こされて醜聞にさらされるサンアと、夫のテソプ。混乱の中、テソプはサンアに、事件の担当検事として重大な真実を闇に葬ったことを打ち明ける。
複雑に絡み合った人間関係が明らかになってきたが、中でも今回注目を集めたのはサンアだった。ジスを失った苦しみ、グァンジェへの激しい怒りに加え、落ちぶれたとはいえ、元スター女優。“演技”でジェサンを操り、結果ジェサンの復讐に追い詰められていく“悪役”の顔も強烈に印象づけた。
1エピソードの中でサンアの多彩な感情を見せたジウォンに、視聴者の視線が集中。「サンアの感情一つ一つが強烈に伝わってくる」「演技力すご過ぎ」といった絶賛の声が上がったほか、色気あふれる美貌にも驚きの声が寄せられた。
「CLIMAX/クライマックス」(全10話)は、Leminoにて毎週土・日曜に1話ずつ配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

