毎日きれいを保ちたいなら? 排水口の正しい掃除順に「スッキリした」「参考になる」

毎日きれいを保ちたいなら? 排水口の正しい掃除順に「スッキリした」「参考になる」

毎日使う浴室は、湿気や皮脂汚れ、石けんカスなどが溜まりやすい場所です。

なかでも排水口は、髪の毛や汚れが蓄積しやすく、放置するとヌメリや悪臭の原因になります。

本記事では、正しい排水口掃除の方法と、汚れを防ぐ日常のコツを紹介。市販のアイテムを活用しながら、清潔な浴室をキープしましょう。

排水口掃除の基本手順

住宅設備メーカーである、株式会社LIXILのウェブサイトでは、基本的な掃除方法が紹介されています。

排水口の汚れの掃除には、お風呂用の中性洗剤を利用しましょう。
ゴム手袋を着用し、まずは目に見えるゴミを取り除きます。小さめの袋を用意しておくと、ゴミをその場で捨てられるのでおすすめです。

LIXIL ーより引用

排水口掃除の基本は、『中性洗剤でのこすり洗い』がポイントです。塩素系漂白剤などをいきなり使うと素材を傷めることがあるため、まずはやさしい洗剤を使いましょう。

髪の毛キャッチャーやトラップなどのパーツを取り外して、使い古しの歯ブラシで細部まで洗うとより効果的です。最後にお湯を流して仕上げれば、スッキリと清潔な状態を保てます。

頑固なヌメリ・黒カビには、重曹とクエン酸を活用

中性洗剤でも落ちにくいヌメリや黒ずみには、重曹とクエン酸を使う方法がおすすめです。

まず、排水口全体に重曹をたっぷり振りかけ、その上からクエン酸水をスプレーします。発生した泡によって、汚れが浮いてくるでしょう。

10〜15分ほど放置したら、使い古しの歯ブラシなどでこすり洗いし、最後にぬるま湯で流せば完了です。

この方法は塩素系洗剤を使わないため、手肌や浴室の素材にやさしいうえ、子供やペットがいる家庭でも安心。ただし、ゴムパッキンなどにカビが深く入り込んでいる場合は、専用のカビ取り剤を部分的に使うのがいいでしょう。

なお、塩素系漂白剤と酸性系の洗剤が混ざると、有毒ガスが発生して身体に悪影響をおよぼします。掃除にクエン酸を使った場合は、時間を十分に開ける、別の日に掃除をするなどの工夫をしてください。

ニオイ・汚れを防ぐための予防習慣

排水口を掃除している様子

※写真はイメージ

掃除の頻度を減らすには、汚れを溜めない工夫も欠かせません。

おすすめなのは、入浴後に軽くお湯を流して髪の毛を取り除くことです。髪の毛や石けんカスが湿ったまま放置されると、雑菌が繁殖してニオイやヌメリが発生しやすくなります。

また、週に1回は排水トラップを外して洗う習慣をつけると、詰まりを防止できるでしょう。

最近では、抗菌仕様の排水トラップや、髪の毛がからまりにくい構造の排水口も登場しています。このような機能的なパーツへの交換も、掃除の負担を減らす有効な方法です。

排水口の掃除は、清潔な浴室を保つためには欠かせません。中性洗剤を使い、定期的にゴミを取り除くことが、掃除の第一歩です。

汚れが気になったらすぐ掃除する習慣をつけて、気持ちのいいバスタイムを過ごしましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典 LIXIL
配信元: grape [グレイプ]

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