
黒木華が主演を務めるドラマ「銀河の一票」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第3話が5月4日に放送。あかり(野呂佳代)が働く「スナックとし子」先代のママ・とし子(木野花)の秘密が明かされたシーンに、SNSでは視聴者の反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■「銀河の一票」とは
同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに全てを失った、与党幹事長の娘で秘書を務めていた星野茉莉が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかりを東京都知事にすべく選挙に挑む、新たな“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井(しせい)に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描く。
幼い頃から政治の世界に身を置いてきた政治家の娘・茉莉は、目指す何かを見つけると周囲を忘れて一直線に突っ走ってしまう性格の持ち主。不正疑惑を隠ぺいし、自身に冷酷な仕打ちを与えた父への復讐(ふくしゅう)も兼ねた都知事選で“選挙参謀”として戦っていく。
対照的に、市井に生きる「スナックとし子」のママ・あかりは、常に明るく周りを照らすような人物だが、過去には「全てを失った」出来事も。そのとき救ってくれた“スナックのママ”のお店で、今もなお働き続けている。“政治は遠くにあるもの”として過ごしていたあかりだが、突如として現れた茉莉によって人生が一変していくことになる。
主人公・茉莉役の黒木と月岡あかり役の野呂の他、茉莉の父である幹事長派閥のホープで、茉莉を子供のころからよく知る兄のような存在で幼なじみの日山流星を松下洸平、茉莉の父親で与党・民政党の幹事長を務める鷹臣を坂東彌十郎、「スナックとし子」の先代のママ・とし子を木野、鷹臣の秘書・雫石誠を山口馬木也が演じる。
■あかりはとし子の成年後見人から店の売却を告げられて…
認知症を患い、施設で暮らすとし子が帰る場所をなくしたくない一心で、とし子から託されたスナックを守り続けるあかり。その思いを知った茉莉は、あかりを都知事候補に担ぎ上げる計画を諦める。しかし、家も仕事も失って住むところもままならず、しばらくあかりのアパートに身を寄せることに。
そんな折、とし子の成年後見人を務める弁護士の竹林圭吾(中山求一郎)が現れ、スナックを売却すると告げた。とし子の施設の賃料や介護費など毎月かかる多額の費用は、とし子の年金だけではまかなえず、不足分をスナックの売り上げで補う取り決めになっていた。ところが、近隣の工場が移転したことから客が減り、売り上げも激減。深刻な赤字が続く中、あかりが自分の蓄えを切り崩し、とし子の生活と店の経営をなんとか支えてきたのだった。
このままでは遠からず破綻すると指摘する竹林は、とし子が所有する不動産を処分し、資金を確保するのが最善の方法だと断言。売らずに店を続けるには、最低でも約1000万円が必要だという。
だが、そんな大金など用意できるはずもないあかりは絶望。途方に暮れるあかりを救いたい茉莉は、懸命に打開策を探る中、竹林の主張を覆すある方法を見出すのだった。
■とし子の過去が明かされたシーンに「泣きすぎてしんどい」の声
ある日、「スナックとし子」にいた茉莉は、常連客の樫田(岩松了)から「あかりちゃんには秘密ねって言われた」と、とし子の話をし始めた。
あかりと出会う前、とし子は20年連れ添った猫がいなくなったことと、ロマンス詐欺に引っかかったことで精神的にまいってしまい、死のうとしていたという。そして、ビルの屋上に行ったところ、先に飛び降りようとしていたあかりを見つけ、店に連れて帰っていた。あかりは店を手伝うようになり、認知症になったとし子から店を引き継ぐほどに親交を深めていたのだ。
「元気になったら出て行っちゃうと思ったけど、ずっといてくれて。本当はいつでも辞めていいよって言ってあげなきゃいけないのかもしれないんだけど、楽しいからズルズル甘えちゃってる」と、とし子は樫田にあかりのことを話していた。それを聞いた茉莉は、あかりの元へと向かうのだった。
とし子の過去が明かされたシーンに「とし子ママにも凄まじい過去が…」「泣きすぎてしんどい」「あの時、とし子ママも…」「まさか同じ目的だったなんて!」「え、とし子ママも!?」「そういうことだったの」「お互いに救われてたんだ」「とし子ママとあかりちゃんで支え合って生きてきたのだな涙涙」などの声が上がり、SNSが盛り上がった。
番組終盤では、あかりが都知事選への立候補を決意した場面も。第4話にも期待したい。
◆文=奥村百恵

