
2013年2月5日に放送された「ロンドンハーツ3時間SP」(テレビ朝日系)の「まだ間に合う!? 有吉先生のタレント進路相談」で「パチンコ番組、全力でやれよバカ!」と有吉弘行からガチ指導されていた野呂佳代が、放送中の黒木華主演ドラマ「銀河の一票」(フジテレビ系)で女優として大輪の花を咲かせている。
野呂が演じているのは、“生きることに目標が必要な” スナックとし子のママ・月岡あかり40歳。第1話であかりは、黒木演じる星野茉莉(ほしのまつり)の落とし物を一緒に探してあげたことで、「都知事に立候補しないか」と茉莉からスカウトされる。その後、茉莉がマンションの外階段から飛び降りると勘違いしたあかりが全力で阻止するも、そうでないと茉莉が説明したことで2人の交流がスタート。5月4日放送の第3話で、あかりはやっと都知事として立候補する決断をした。
私の周囲にいる32人の「自称ドラマ好き」の間では、「『銀河の一票』で野呂佳代は黒木華を完全に食った」と言われている。それと同時に「どうか連ドラ主役にはならないで」「せめてスピンオフの主役止まりでいて」という声もあがっているのだが、ネット上にも同様の声が相次いでいるようだ。
「小池栄子のように」との声もあるが…
この声の意味は、野呂はいい女優になったけれど、連ドラ主役で輝くタイプではなく、連ドラなら脇を固める、せめて「銀河に一票」で演じているあかりのような「二番手」で輝く女優だと感じている人が多いということだ。
一方で、野呂は小池栄子のように、脇から主役へと駒を進めてほしいという声もあるし、野呂の未来は野呂のものだから、黙って見ているしかないこともわかっている。それでも声に出して言いたいのは、野呂を乱暴に連ドラ主役に持ってこようとするチカラがありそうだから、それだけは勘弁してもらいたいと思っているのだ。
5月4日に配信されたネットメディアのインタビュー記事によれば、野呂は自身の肩書を「タレント」と言う。同記事では、「やりたいことは全部やればいいと思っていますし、オファーをいただいたことは全て全力でやりたいんです」とも語っているが、という考えから、おそらく「自分は女優ではなくタレント」と思っているのだろう。そういう野呂の謙虚な気持ちを、誰も踏みにじらないでもらいたい。
どうかこれからも末永く野呂の演技が見られる未来がありますように。
(森山いま)
