
町田啓太主演ドラマ「タツキ先生は甘すぎる!」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第5話が、5月9日に放送。不登校の少年がいじめへの復讐と自死を企てる衝撃の展開と、身を挺して彼を救い出し重傷を負ったタツキの壮絶な献身。残酷な現実に抗う命がけの救済劇にSNSでは「心が擦り切れる」「涙が」と衝撃を呼んだ。(※以下、ネタバレを含みます)
■フリースクールを舞台にしたヒューマンドラマ
本作は、学校に行けない子供たちが安心して過ごせるフリースクール「ユカナイ」を舞台にしたヒューマンドラマ。フリースクールスタッフ・タツキのモットーは「楽しいことだけ、やろう!」。アートを取り入れ絵を描いたり、子供たちとゲームをしたりと遊んでばかりの姿に、真面目な同僚・しずく(松本穂香)は「なぜこんなに甘すぎるのか」と疑問に思うことも。子供の教育に正反対の価値観を持つ2人だが、彼らと向き合う中で、タツキが抱える葛藤と、徹底して寄り添おうとする真意が明らかになっていく。一方、不登校経験もあるしずくは、やがて自分なりの寄り添い方を見出していく。
■「宝物に蘇らせよう!」タツキが提案する“スクラップアート”への挑戦
リサイクルショップで購入した虫かごやマイク、ギターなどの不用品を再構築して作品にする「スクラップアート」。「ユカナイ」の子供たちが創作に励む中、タツキは「宝物に蘇らせよう!」と現場を盛り上げる。
一方、しずくは半年以上も顔を見せていない中学3年生・柳沢智紀の存在を危惧し、家庭訪問を提案した。しかしタツキは「その前にやりたいことがある」と告げ、意外な行動に出る。

■「ぶっ殺すマジで!!!」部屋から漏れる絶叫と荒れ果てたゴミの山
タツキは智紀が没頭するPCゲーム「パルシオン」に潜入し、仮想世界での接触を試みる。その後、自宅を訪ねたタツキとしずくが目にしたのは、ゴミが散乱する部屋で「ぶっ殺すマジで!!!」と絶叫する智紀の姿だった。
いじめにより心を閉ざした智紀に対し、タツキは「スクラップアート」を提案。智紀はティッシュの空き箱で車を作り始めるが、その車体には「ダイナマイト」が積み込まれていた。少年がアートに込めたのは、静かな狂気と絶望のSOSだった。
その日の夜、タツキはPCゲーム「パルシオン」で智紀からパーティーへの招待を受ける。チャットがつながるも「タツキのおかげで決心がついた」と意味深な発言をこぼす智紀。不穏に思いながらもゲームが進むと他のユーザーから「金曜日の祭り」について耳にする。
そんな中、しずくが過去に智紀の担任だったことが判明。当時はいじめに気付かず、転校時も両親の都合と聞いていたという。スクラップアートで作った車から出てきた1枚の写真。タツキは必死に考えを巡らせ「金曜日は何かのXデーかもしれない」と予測する。しずくは、かつて担任していた学校の生徒から智紀のいじめについて聞くと、SNSを中心に行われていたことが明らかとなる。
転校してから1年がたとうとしており、何か智紀が計画していることは明らか。どこか胸騒ぎがするタツキはゲームの中で「絶対に守る」と智紀に声をかけるも届かない。ついに智紀はゲームのアカウント自体を消してしまった。ついに金曜日、智紀を尾行するタツキはビルに到着する。
智紀が企てていたのは、自らの死と引き換えにいじめの証拠を拡散させ、加害者の人生を破壊するというあまりにも悲しい計画だった。
ビルの屋上、今にも飛び降りようとする智紀に対し、タツキは「一緒に帰ってゲームしよう」と必死に語りかける。ヘリに足をかけた智紀を救い出したものの、タツキはそのまま転落し重傷を負ってしまう。血を流し苦しむタツキと、それを見て激しく動揺する智紀。衝撃のラストが視聴者に重い問いを投げかけた。
放送後、いじめの残酷さとタツキの献身的な行動に対し、SNSでは「今回も心が擦り切れるお話」「智紀の辛い気持ちよくわかる」「心配」「重い内容でした」「いじめがひどい」「ショックだな~」「本気で考えてくれる大人だっている」「感情移入しすぎた」「涙が…」などの声が寄せられている。
◆文=ザテレビジョン編集部


