
ABEMAが、5月10日(日)より両国国技館で開催される大相撲五月場所の全取組を無料で生中継。それに伴い、五月場所に向けて幕内19力士への独占インタビューを実施した。
■「こどもの日」に「こどもの頃なりたかった職業ランキング」を発表
5月5日の「こどもの日」に、ABEMA大相撲公式X(@abema_sumo)では、幕内12力士の「こどもの頃の憧れの職業」を集計し、ランキング形式で発表。
第1位は全体の半数近くを占めた「力士」(5名:熱海富士、隆の勝、豪ノ山、朝紅龍、朝乃山)となった。幼い頃の夢を有言実行した力士たちだが、熱海富士は「今やりたいのはバンド。指が太いのでドラムをやりたい」とまさかの回答を披露。また、朝紅龍は「まさか自分が幕内で戦っているなんて夢にも思わなかった。ここがゴールじゃないので頑張りたい」と力強く語り、隆の勝は「練習で出来ないことは本番でも出来ない。練習が1番大切」と相撲好きの子どもたちへメッセージを送った。
第2位の「スポーツ選手」(3名:琴櫻、髙安、若ノ勝)では、小学生時代にリトルリーグで硬式野球を経験していた髙安が「バッティングに自信があったので日本一のスラッガーになりたい夢がありましたが、叶いませんでしたね(笑)」と笑顔を見せた。また、プロサッカー選手と回答した琴櫻に自身のサッカー経験を尋ねると、「一瞬!」「どこのポジションやんねん!」と自らツッコミを入れるお茶目な一面を見せた。
そして、相撲ファンの目を引いた第4位の「その他・個性派」には、一山本の「公務員」や、琴栄峰の「眼科医」がランクイン。北海道の町役場で働いていた経歴を持つ一山本は、「夢のない子どもだったので、安定って素晴らしいなって」と笑いながら振り返り、ある意味夢を叶えた後に角界へ転身したという異色の経歴を明かした。

■大関復帰の霧島、愛娘とのエピソードと優勝への誓い
先場所の優勝で見事大関への返り咲きを決めた霧島。インタビューでは、横綱戦での勝利が大きかったと手応えを語った。優勝パレードで見せた愛娘祈願の“万歳”については、「お父さんとして(約束を)守れたことが最高でしたね」と安堵の表情を見せ、話題になった上半身裸で臨んだパレードについては「次優勝したときは裸でパレードはダメと言われて、裸でパレードしないように頑張ります」と笑いを誘った。
また、第3位にランクインした自身のこどもの頃の夢「警察官」については、故郷モンゴルでよく真似をしていたと明かした。
一方で、愛娘は幼稚園の卒園式で「お医者さんになりたい」と話しているそうで、霧島の母親や妻が医療関係者であることから「どこかで耳に入っているんじゃないか」と家族の絆を感じさせるエピソードも披露。「子どもの夢は応援していくしかない」と微笑んだ。
自分にとって大きな存在である母への感謝を胸に、「何より親孝行したい」「一番一番最後まで優勝できるように頑張りたい」と今場所への意気込みを力強く語った。

■脊髄損傷から関取復帰・炎鵬。過酷な闘病生活、湊川親方の金言、そして「不死鳥」の決意
長きにわたる休場から、ついに関取復帰を果たした炎鵬。脊髄損傷という大怪我を負い、「痛み止めすら効かなくなって、次第に手が勝手に動くようになった」「お風呂の温度も分からない」「正直終わったなとは思いましたね」と壮絶な闘病生活を告白。看護師から「気持ちは決まりましたか」と1時間おきに手術を問われる精神的に追い詰められた日々や、母親が取り乱して泣いていたという知られざる過去を明かした。
復帰への大きな支えとなったのは、同じく首の怪我を経験している湊川親方の存在。同じ治療院に通い、番付が大きく落ちて心が折れそうになった時には「俺もそうだった。その番付になったらその番付の相撲しか取れないんだ」とアドバイスをもらったことで、「横綱になった親方が負けるなら、自分が負けるのも当たりだよな」と思えるようになり、精神的な壁を乗り越えられたと深い絆を語った。
現在も「稽古でも当たった瞬間に体が全部抜けて崩れ落ちるんじゃないか」というトラウマを抱えながら、頭から当たる自分のスタイルは変えられないと「自分を信じて身を任せて動いて出ていく」と語る。
こどもの頃の夢は「ちっちゃい時からお相撲さんでした」と答える炎鵬。自身の四股名に込められた「不死鳥(死ぬことなく蘇る鳥)」の意味を胸に、「必ず戻ってこようと思った」と不屈の闘志を見せた。
金沢駅のパネル復活をすぐに見に行ってくれたという母親が初日観戦に来ることも明かし、「ちゃんと勝ちます」「以前の自分よりも今の自分の方が強い」と語った。


