前期・後期で変わる展示ジャンル 毎回違うアートに出会う楽しさ

第74回秋季県展は、前期と後期で展示ジャンルが大きく異なるため、何度訪れても新しい魅力に出会えます。
前期(10月21日~28日)は日本画・彫刻・工芸・書道、後期(10月31日~11月7日)は洋画・版画・写真・デザインを展示。
和の美意識が息づく日本画や職人技が光る工芸、造形の力強さを感じる彫刻、繊細な書道、色彩豊かな洋画、緻密な版画、独自の視点で切り取られた写真、個性的なデザイン作品と、ジャンルごとに表現の幅が広がります。
それぞれの会期で展示される作品の雰囲気や魅力が大きく異なるため、会期を分けて複数回訪れるのもおすすめです。
お気に入りのジャンルだけでなく、これまであまり馴染みのなかったアートにも気軽にチャレンジできるのがうれしいポイント。
来場のたびに新しい発見があり、会期ごとの違いを味わいながら、自分だけのお気に入り作家や作品を探す楽しみも膨らみます。
入選・入賞作家の情熱が光る作品 移動展でさらに広がる芸術の輪

本展で注目したいのは、厳しい審査を経て選ばれた入選・入賞作家たちの意欲作。
若手からベテランまで、地元作家たちの独創的な表現や高い技術力に触れることができ、アートの奥深さに驚かされます。
愛媛県美術会の公式HPでもこれまでの受賞作品が公開されているため、事前に気になる作家や作品をチェックしてから来場するのもおすすめです。
さらに、本展終了後には「秋季県展移動展」として、しこちゅ~ホールやあかがねミュージアム、今治市河野美術館、八幡浜市美術館、広見体育センターなど、県内各地で巡回展示も開催予定。
地域ごとの特色や雰囲気を楽しみながら、再び作品に出会える点も大きな魅力です。
本展と移動展をあわせて巡ることで、より深く愛媛の芸術文化を味わえます。

