
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第31回が5月11日に放送。りん(見上)や直美(上坂)ら養成所の一期生たちが、初めての病院実習に臨む様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■りん&直美ら一期生、期待と不安が入り混じる、帝都医科大学附属病院での第一歩
りんや直美たちは、バーンズ先生(エマ・ハワード)から贈られた真新しいナース服に身を包み、ついに病院実習の日を迎える。実習先は日本有数の規模を誇る帝都医科大学附属病院。しかし、看護師見習いを受け入れるのは病院側にとっても初めての試みだ。
院長の多田(筒井道隆)や副院長の渡辺(森田甘路)らは「少しでも手伝ってくれればいいですよ」と、彼女たちを軽くあしらう。

■理想とは程遠い現場と、心を閉ざす患者たち
一行が案内されたのは軽症患者の病室だったが、そこには講義で習った“理想の病室”とはかけ離れた光景が広がっていた。乱れたままのシーツ、埃をたてながら乱暴に作業する看病婦、換気もされず淀んだ空気――。専門的な訓練を受けていない従来の看病婦たちは、看護を単なる“作業”と捉え、患者に対しても冷淡な態度を取っていた。
実習が始まると、りんが担当した術後の患者・園部(野添義弘)は、声をかけても背中を向けたまま一言も話してくれない。一方、直美は皮膚疾患を持つ丸山(若林時英)を担当。訓練通り、患部を清潔に洗浄してから軟膏を塗る丁寧な処置を施すものの、現場の看病婦からは冷ややかな視線が向けられる。
■バーンズ先生の喝と、一期生たちが踏み出した改善への一歩
寮に戻り、現場への不満を漏らす一期生たち。そこへバーンズ先生から「あれがあなたたちにできる精一杯の看護ですか?」と厳しい喝が入る。
自分たちにできることは何かを問い直した一期生は、翌朝から詰所の清掃を開始。さらに、独自に作成した帳面を用いて、各患者の容態を記録・共有できる仕組みを提案する。
しかし、「頼んでもないのに仕事を増やして…」と看病婦たちの反応は素っ気ない。「患者さんのため」と食い下がるりんに、ベテラン看病婦のフユ(猫背椿)は「その患者さんにあんた迷惑がられてんじゃないの?」と言い放つのだった。

■SNSでは看護職経験者からの共感と、新キャラクターへの期待が続出
病院実習の厳しさが描かれた今回。SNSには「看病婦さんたちにとっては面白くない存在なのかな」「いきなりハイカラな服で入ってきたらビックリしちゃうかも(笑)」といった考察や、「私も看護実習の時、患者さんとのコミュニケーションに悩んだ」「自分の実習時代を思い出してしまった…」と、自身の経験と重ね合わせる共感の声が多く寄せられた。
また、一癖ありそうな患者たちの登場に、「心を開かない患者さんが最初の担当とは!」「くせものの患者さんが登場したね」「この出会いがりんちゃんたちの未来を変えるのかな」と、今後の展開を期待するコメントが相次いでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

