
水上恒司が主演を務めるドラマプレミア23「シナントロープ」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系ほか/TVerにて配信)の第1話が10月6日に放送。バーガーショップ「シナントロープ」に乱入した強盗犯とアルバイト店員のことみ(山田杏奈)が格闘したシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「シナントロープ」とは
同作は、街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」を舞台に、複雑に絡み合う人間模様が描かれる男女8人の青春群像ミステリー。ある日、シナントロープで不可解な強盗事件が発生し、静かだった日常が少しずつ歪みはじめ、揺らぎ出した関係と感情が次々と事件を引き寄せていく。現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で緻密な伏線や巧みな会話劇が描かれる。
原作・脚本は、2021年に放送されたアニメ「オッドタクシー」(テレ東)の脚本で知られる此元和津也がオリジナルストーリーを書き下ろし、監督は山岸聖太が担当する。
主演の水上は、「シナントロープ」で働くさえない大学生・都成剣之介を演じ、都成が密かに思いを寄せるヒロイン・水町ことみを山田、明るいお調子者・“キバタン”こと木場幹太を坂東龍汰、地味で真面目なお嬢様・里見奈々を影山優佳、心優しい漫画家志望の田丸哲也を望月歩、エキセントリックなメンヘラガール・室田環那を鳴海唯、静かで不気味な新人バイト・志沢匠を萩原護、夢追うバンドマン・塚田竜馬を高橋侃が演じる。
また、裏組織「バーミン」の冷徹なトップ・折田浩平に染谷将太、折田に従える龍二に遠藤雄弥、龍二の幼馴染で相棒の久太郎にアフロ、折田の右腕的存在で針金を操る女・睦美に森田想、シナントロープのオーナー・加藤に黒田大輔、神出鬼没な老紳士に綾田俊樹、シナントロープのある人物の過去に複雑に絡み合っていく若い男に栗原颯人、その相棒的存在である謎めいたおじさんに山本浩司が扮(ふん)する。
■バーガーショップ「シナントロープ」に怪しい目出し帽の男が現れて…
さえない大学生・都成剣乃介が働くバーガーショップ「シナントロープ」に、ある日、怪しい目出し帽の男が現れる。ホール係の都成と木場が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしないことみが冷静にオーダーを取りに行く。
意外にも男は普通に注文をするが、そのあと、もう1人の目出し帽の男が店に乱入。レジ係の志沢に拳銃を突きつけて「金を出せ!撃つぞ!」と脅し始めるのだった。
■強盗犯に果敢に立ち向かうことみの姿に「勇敢すぎる」の声
ことみは強盗犯の男に飛びついて犯行を止めようとするが、吹き飛ばされてしまう。そして都成も「どうせモデルガンだよ」と言って男を押さえ込もうとするが、もみくちゃになる中で銃が暴発。
今度は都成が銃を向けられ、ことみが椅子で応戦するが、またもや男に吹き飛ばされてしまう。そんな中、奈々のアシストによって都成らはなんとか男を捕まえることに成功するのだった。
強盗犯に果敢に立ち向かうことみの姿に「ことみちゃん勇敢すぎる」「ことみちゃん最高」「杏奈ちゃんかっこよ!!」「強気すぎる」「水町ちゃん、怖いものなしすぎるwww」「銃持ってる相手にガツガツいける山田杏奈よすぎる」「ことみちゃん活躍」「里見ちゃんナイスフォロー!笑」「影ちゃんだけ冷静にアシストしてる笑」「だいぶカオスでいいwwwww」「水町さん過去に何かあったのかな」などの声が上がり、SNSが盛り上がった。
番組後半では、ことみが奈々に「今度こそお前を殺しに行く シマセゲラ」と書かれた紙の画像を見せる場面も。一体誰がこの文章をことみに送りつけたのか。第2話も見逃せない。
◆文=奥村百恵

