
みらいマルシェは、8月に島根県浜田市と連携し、同市で水揚げされた水産物を首都圏や関西圏のスーパーや鮮魚店で扱う「浜田港フェア」を企画・運営した。
官民連携が切り拓く、新たな流通の形
浜田市との連携による「浜田港フェア」はこれで4回目。今回は6社20店舗で開催され、各社とも盛況のうちに終了した。
みらいマルシェが2018年から浜田市の民間事業者と培ってきた県外出荷の取り組みを、官民連携によってさらに発展させるこの事業は、持続可能な地域産業振興の新たな形を切り拓いている。
今秋には第5弾の開催も予定しており、引き続き地域と消費地を結ぶ架け橋となることを目指している。
広域に展開された「浜田港フェア」
今回の「浜田港フェア」は、8月21日(木)〜31日(日)にかけて開催。スーパーマーケット5社(東京都、神奈川県、静岡県、埼玉県、大阪府)と鮮魚店1社(大阪府)の、計6社20店舗が参加。
フェアでは浜田を代表するブランド魚「どんちっちアジ」のほか、赤甘鯛やケンサキイカといった旬の魚介類を販売し、好評を博した。
フェアの開催に際し、みらいマルシェは浜田市の産業振興を担う「はまだ産業振興機構」や複数の水産物出荷事業者、そしてフェアの販売店を仲介。商品の提案から物流調整まで、企画・運営の全面的にサポートした。
参加店舗は、ニッコー 4店舗(大阪府)、魚和水産 3店舗(大阪府)、スーパーTANAKA(東京都)、大野屋 4店舗(神奈川県)、ケンゾー 5店舗(埼玉県)、スーパーラック 3店舗(静岡県)など多岐にわたる。
