
「おつかれさま」(2025年)のIUと「ソンジェ背負って走れ」(2024年)のビョン・ウソクという二大スターがW主演する韓国ドラマ「21世紀の大君夫人」の第9、10話が、5月9日までに配信された。世間を揺るがすスキャンダルが発覚してしまい、破局の危機を迎えたヒジュ(IU)とイアン大君(ウソク)。それでも互いを思い、2人が気持ちを確かめ合った、“熱烈キスシーン”に視聴者の視線が集中した。(以下、ネタバレを含みます)
■ヒジュ&イアン大君夫婦に訪れた最大のピンチ
「21世紀の大君夫人」は、王によって統治される架空の現代韓国を舞台にした王道ロマンス。ソン・ヒジュは婚外子ながら韓国最大のグループ企業の娘として財力、美貌、知性など称号以外はすべて持ち、一方、イアン大君は先王の弟としての称号こそ持つが、実態は権力から遠ざけられ、自由にできるものは何一つない。そんな2人が“契約結婚”で互いにないものを補い合い、人生を切り開こうと画策する。
2人が晴れて大君夫妻として国民の前に立つことになった第7、8話。だが8話ラストで、2人が作成した結婚契約書が流出し、大スキャンダルに発展。続く第9話では危機に直面した2人が苦悩しながらもそれぞれの方法で解決策を模索する姿が、第10話ではヒジュがイアン大君に離婚を申し出たその後の展開が描かれた。
■愛の告白をするように…「離婚しましょう」
ヒジュとイアン大君の結婚が“契約結婚”だったと知り、国民からは失望と反発、怒りの声が続出。国民人気の高かったイアン大君のイメージにも傷がつきかねない事態に陥った。
ヒジュは父ヒョングク(チョ・スンヨン)に助けを求め、自分が非難の声をすべて背負って離婚することを決心。イアン大君の胸に飛び込むと、「離婚しましょう」と告げた。
続けて「このままだと元の地位も失いそう。これ以上損はイヤ」「力を失った大君様が私に何を与えられる?」と、あえて残酷な言葉を並べていくヒジュ。それは、イアン大君に罪悪感を抱かせないための精いっぱいの彼女の愛情だった――。
あまりに切ない別れのシーン。同ドラマを放送する韓国MBCでは、IUとウソクのビハインドトークも公開した。IUが「本当に(ヒジュは)やり過ぎではあるよね。愛の告白をするように『離婚しましょう』っていうのは…。残酷でもあるし」と語ると、ウソクも「韓国ドラマ界には本当に美しい別れのシーンがたくさんあるけど、この場面もその一つになるんじゃないかな」と返答。悲しくも美しい同シーンを振り返った。

■撮影ビハインドも反響…2分間の熱烈キスシーン
だが、契約結婚という形で始まった2人の関係は、すでに本物の愛に変わっていた。第10話では、幼王がイアン大君に譲位する意向を示し、王宮全体が荒れる中、イアン大君が心配でたまらないヒジュが彼のもとに駆け付けた。
ヒジュは「好きです」とイアン大君の胸に飛び込み、キス。そのキスをきっかけにイアン大君の思いも一気に決壊し、2人は激しく唇を重ねた。
ヒジュの最初のキスから約2分にわたって繰り広げられた熱いラブシーン。MBCが公開したビハインド動画では、キスしながら上着を脱がせ合ってはどうかという監督の提案を踏まえ、ウソクがIUに「(自分の上着の)リボンをほどくのは?」と、アイデアを出す場面も…。
ヒジュとイアン大君が結ばれる展開に感動の声が上がったのはもちろん、「キスシーンがメロ過ぎてやばい」「キスシーン、リップ音がすごくて興奮した」「まさに韓国ドラマ史に残る美麗キスシーン!」と熱い声が続出。演じる2人が実際にキスシーンを何度も演じながら細かい動きを作っていく過程が公開されると、そのビハインドにも注目が集まった。
ヒジュを大切に思う本心が垣間見えた父・ヒョングクのアドバイス、そして完璧な記者会見でヒジュの窮地を救った兄・テジュ(イ・ジェウォン)の活躍ぶりにも称賛の声が寄せられた第9、10話。続く第11、12話でヒジュとイアン大君の世紀のロマンスがクライマックスを迎える。
「21世紀の大君夫人」は、ディズニープラス スターで毎週金・土曜1話ずつ独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

