「人生一回だな」の決心で“自給自足”生活へ 春の恵みを味わい尽くす家族の姿を映した「自給自足ファミリー2026春」

「人生一回だな」の決心で“自給自足”生活へ 春の恵みを味わい尽くす家族の姿を映した「自給自足ファミリー2026春」

「自給自足ファミリー2026春【秘境で発見!仰天生活…大自然と生きる家族物語】」
「自給自足ファミリー2026春【秘境で発見!仰天生活…大自然と生きる家族物語】」 / (C)BSテレ東

BSテレ東が四季ごとに放送している、自然のなかで工夫をしながら生きる家族を追う「自給自足ファミリー」シリーズ。5月12日(火)夜7時からは、「自給自足ファミリー2026春【秘境で発見!仰天生活…大自然と生きる家族物語】」を放送する。大自然とともに暮らす家族ならではとも言うべき“春の恵み”を満喫する、3つの家族を追った。

■子どもたちのエネルギーを感じる江戸古民家の暮らし

岡山県赤磐市に住む西村さん一家は、2025年に和歌山県から越して来たばかり。知也さんと可穂さん夫婦に、和澄くん、彩那ちゃんの4人家族が、スタッフを“手作りの竹ジャングルジム”から笑顔で迎える。

「おそらく159年」という古民家をいままさにリフォーム中だという西村さん一家。キッチンも準備中で、ご飯の準備で火を使うときはまだカセットコンロを使っているという。しかし食卓を囲むために囲炉裏テーブルを自作するなど、古民家の雰囲気を活かす将来設計はしっかり進めているそうだ。

緑芽吹く春。その日は一家の恒例だという山菜採りに向かうらしい。元気いっぱいの和澄くん、彩那ちゃんもワラビやツクシを手際よく摘んでいき、あっという間にタラの芽、イタドリなどの山菜でバケツが満杯に。

また自宅のすぐ脇で営む1反(約1000平方メートル)の畑では、キャベツやホウレンソウ、ブロッコリー、大根といった野菜を育てている。子どもたちも大根を引っこ抜くなどお手伝い。自然がもたらしてくれる恵みのありがたさを、全身で味わっていた。

採ってきた山菜と畑の野菜でお昼ご飯を作る。和澄くんが切ったホウレンソウを使ったごまあえや、山菜の天ぷらといった春らしいメニューのメインは、地元の方から物々交換でもらったというアユの炭火焼き。手作りの竹串に刺したアユを囲炉裏に並べ、じっくりと火を通していく。土鍋で炊いたご飯とあわせて、春爛漫の“自給メシ”だ。

元々は鉄道員だった知也さん。可穂さんと結婚して子どもを授かり、4300万円の新築マイホームを建てたという。しかしコロナ禍を経て可穂さんがかつて持っていた夢「いつか日本一周したい」を叶えるべく家の売却を決意。「人生一回だな」という心に従って旅をするなか、現在の家に出会った。

彩那ちゃんの「ここがいい」という言葉で腹を決めた西村さん夫婦は、自給自足の暮らしをスタート。近所の人々と支え合う知也さんのことを、先輩移住者の小川さんは「(家が)作りかけの理由もね、あれなんですよ。頼まれてる方を先に優先しちゃうんですよ」「自分ごとよりも他人ごとを大事にするんで…そういうところがやっぱり、大好きなファミリーですね」と笑顔で見つめる。

「僕たちの理想が、もうすでに現実になったというか」と知也さん。街に暮らすこと、自然とともに生活することを両方経験したからこそ、子どもたちの視野は大きく広がったはず。大人になっても自由で良いんだ、という大きな背中を見せる西村さん夫婦だった。

■パワフルな妻が牽引する堺さん夫婦

ナビゲーターの石丸謙二郎が向かったのは、千葉県香取市の見渡す限り畑が広がる地域。そこで燃料にするための竹を割っていた堺さん夫婦が出迎えてくれた。成長の早い竹を燃料用に使うのは、同時に地域の整備にも一役買うのだとか。

堺さん一家は2年前…2024年に千葉へ移住。築50年ほどのお宅は一部改築も進めているのだが、実は妻・夏香さんの手腕が活かされている。実は庭の鶏小屋から廊下の上張り、さらに庭のウッドデッキまでを夏香さんが手がけたというのだ。野菜作りを担当する夫・俊克さんと得意分野をそれぞれ分けているそうだが、なんともクリエイティブでパワフルな話に石丸も驚くばかり。

元々東京で大手企業に所属していた2人だが、将来予測されている気候変動などに危機感を抱いていた。娘・理桜ちゃんの出産を機に田舎暮らしを考えたものの、俊克さんは「この暮らしになったらどうなるのかっていうのをずっと考えて、悩みに悩んでいました」とかなり深く悩んだそう。

慎重な性格の俊克さんとは対照的に、行動的な夏香さん。海まで車を走らせて海水を汲み、沸かして採った海塩を料理に使うという。石丸に「もう採っちゃったの?はやっ!」と驚かれる手さばきでタケノコを収穫すると、これを俊克さんが調理して海塩で食べることに。

海の香りがするという海塩につけたタケノコをひと口した石丸は、「この香りと味のミックスさの絶妙な加減だね…!すばらしい!」「今日タケノコだけで僕、終わってもいい!」と大満足。自然の大きな恵みを感じられる食卓だった。

さらに夏香さんの行動力は留まることを知らない。養蜂も手掛けているらしく、この日は分蜂で木の枝に集まっているミツバチたちを養蜂箱に入れる作業もおこなっていた。完全装備の夏香さんは相変わらずテキパキと手際よく動き、あっという間に仕事を完遂。ミツバチからはハチミツだけでなく蜜ロウも採取できるため、リップクリームなども手掛けているという。

あまりにもパワフルな夏香さんについて、石丸は俊克さんに話を聞く。「活発ですね」と尋ねたところ、俊克さんは「昔はこんなもんじゃなかったですね」と驚きのエピソードを語り出す。

自然のなかにあって、自給自足の生活を営む3家族を映しだす「自給自足ファミリー」。自然のエネルギーを強く感じる春の風景を切り取った番組は、5月12日(火)夜7時から放送だ。

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