
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画『黒衣の妹は私を許さない』。
本作はマンガ配信サービス「サイコミ」にて、2026年3月6日より連載中。原作は『かんかん橋をわたって』の草野誼さん。草野さんの作品はドロドロとした人間模様や、衝撃的なストーリー展開が魅力となっている。作画担当は『東京深夜少女』のもてぃまさん。可愛らしい絵柄で、過酷な人間社会や心の闇を描く作品が多い。本作『黒衣の妹は私を許さない』のストーリーは、正反対な性格の双子の姉妹によるサイコサスペンスだ。
作画担当であるもてぃまさんが3月6日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4700件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では原作の草野誼さんと作画担当のもてぃまさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
■双子の姉妹の人生は、とある事件をきっかけに歪んでいく…
控え目な性格の姉・山姫(さき)と、活発な妹の海姫(みき)は双子の姉妹。大人になった海姫には、針谷(はりたに)という婚約者がいた。経営者である針谷は、従業員へのパワハラが目立つようになる。最近では海姫の前でもパワハラを隠さないようになったため、海姫は”針谷のハラスメントがいつか自分に向くのが怖い”と山姫に相談を持ち掛け…
本作には、草野誼さんともてぃまさんのタッグに「シナリオと作画が異色のコンビすぎる」「これは斜め上行くぞ〜」「絵が可愛いけど、台詞やお話が草野節!」といった驚きと喜びのコメントが寄せられている。また作品に対しても「最初から最後までゾクゾクしました」「水槽の殺傷能力高くて笑った」「1話目からとんでもない」などのコメントが寄せられている。
■「冒頭から可愛いくて怖いもてぃま先生の世界」「草野先生ワールドにとても惹かれておりました」原作・草野誼さんと作画・もてぃまさんにインタビュー

――草野さんは『黒衣の妹は私を許さない』を以前から構想されていたとのことですが、着想したきっかけをお教えください。
草野:昔⋯教科書で読んだ海彦と山彦のお話が⋯弟の失敗を執拗に責め続ける海彦のサイコパスっぽさがすごく怖くて怖くて。それを双子姉妹のドラマに置き換えてみたいと思っていました。
――本作連載中の「サイコミ」にて草野さんの作風が「草野節」として話題になっているとのことですが、読者から大きな反響があったお気持ちをお教えください。
草野:わあ!なんて嬉しいご質問でしょう!サイコミ初連載で緊張してたので、ええ!?こんな私でいいんですか!?って(笑)とても嬉しかったのと、サイコミ読者様たちの懐の深さを感じました。
――もてぃまさんは『黒衣の妹は私を許さない』にて初めてモノクロ原稿を描かれているとのことですが、モノクロ原稿を描く際に工夫されていることがあればお教えください。
もてぃま:モノクロ原稿だと色を再現できない分、その場の雰囲気をどう表現するかは工夫するようにしております。まだまだ勉強中です。
――とても可愛らしい漫画やイラストを描かれているもてぃまさんですが、草野誼さんの世界観を描くうえで意識していることやこだわっていることがあればお教えください。
もてぃま:今回の連載のお話をいただく前から草野先生の『かんかん橋をわたって』を拝読しておりまして、草野先生が描かれる魅力的な人物達や先の読めない展開など、草野先生ワールドにとても惹かれておりました。今回の『黒衣の妹は私を許さない』では、そんな世界観を壊さないように作画をできたらいいなと思っております。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
草野:私はもてぃま先生の『イデアリリーの女王』という百合漫画の名作が大好きなんです。黒妹も一話の冒頭から可愛いくて怖いもてぃま先生の世界で⋯⋯ものすごく感激しました。
もてぃま:1話冒頭の山姫と海姫の回想シーンがとてもお気に入りです。海姫のかわいさと不気味さのバランスが難しく、納得がいくまで何度も描き直しました。
――今後の展望や目標をお教えください。
草野:お話が進むにつれ、いじわる海姫の印象が少しずつ変わっていくように心がけています。
もてぃま:本当に草野先生の原作が面白く、これからも目が離せない展開が続きますので、ぜひいろいろな方に読んでいただけたら嬉しいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
草野:読者妖精の皆様!黒妹を詠んでくださってありがとうございます!どうぞ尊き日々をお過ごしください!
もてぃま:山姫と海姫の姉妹の関係にも注目して読んでいただけたら嬉しいです。これからも精進して参りますので、今後ともよろしくお願いします!

