
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第33回が5月13日に放送。患者の担当を外されてしまったりん(見上)が「看護とは何か」を自問する様子や、執筆が難航し苦悩するシマケン(佐野晶哉)の姿が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■りん、初めての患者が再手術へ…ついに担当を外されてしまう
足の痛みを訴えた園部(野添義弘)。バーンズ先生(エマ・ハワード)が急いで確認すると、傷の縫合不全が起きており、外科医の今井(古川雄大)によって再手術が行われる。手術は無事に成功したが、りんは担当を外されてしまう。

■りん、「患者からの感謝を欲しがるとは欲深い」とバーンズ先生に一蹴される
ある日、りんは直美(上坂)から園部の退院を知らされる。慌てて追いかけたりんは、「もっとうまくお話しできていたら、園部さんの入院が長引くこともなかったかもしれないのに…すみませんでした」と深々と謝罪する。しかし、園部は背を向けたまま去ってしまう。
結局園部が発したのは「下女風情が」という見下した言葉のみ。看護婦を軽視する世間の目を痛感し、意気消沈する養成所の一期生たち。だが、直美の「やるしかないでしょ」という喝をきっかけに、それぞれが気持ちを奮い立たせる。
そんな中、バーンズ先生に呼び出されたりんは「悔しいです」と素直な胸の内を吐露する。しかし、バーンズ先生は「患者は無事再手術をして退院した。それの何が悔しいのですか」と問いかける。「会話も挨拶もできなかった」と肩を落とすりんに対し、先生は「患者からの感謝を欲しがるとは欲深い。看護は見返りを求めてするものではありません。感謝されて気持ち良くなりたいのはあなたの身勝手な欲です」と一蹴する。
自分の看護のあり方に迷うりんに、直美はそっとある事実を伝える。それは、園部が足を引きずりながらも、りんが飾った花瓶の水を自ら換えていたという光景だった。
■焦燥感に駆られるシマケンと、軌道に乗らない2つの紙飛行機
りんは答えの出ないモヤモヤを抱え、紙飛行機を飛ばす。同じ頃、シマケン(佐野晶哉)もまた、原稿を折って紙飛行機を飛ばしていた。相変わらず、執筆は思うように進まない。
そこへ友人の槇村(林裕太)がやってきて、編集部への持ち込みを勧める。書評を得て、連載の可能性も見え始めた友人の躍進。その眩しさに、シマケンは強い嫉妬と焦燥感に駆られていく。

■りんの心を見抜くバーンズ先生の言葉に「自分に置き換えても心に響く」と共感続々
りんの看護の理想をバーンズ先生が一蹴した今回。SNSでは「りんちゃんの気持ちわかるなぁ…」「バーンズ先生は生徒のことよく見ていますね」「自分に置き換えても心に響く言葉だった」と、プロフェッショナルとしての在り方に共感する声が寄せられた。
また、互いに悩み、軌道に乗らない紙飛行機を見つめるりんとシマケンのシーンには、「悩む2人の飛行機がうまく飛ばない演出良かったなぁ」「シマケン、友人の活躍でさらに焦りが見えてるよね」「2人の飛行機が遠くまで飛ぶといいな」と、2人の未来を案じるコメントが集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


