
「社会保険料が高すぎる!」「現役世代を重視せよ」「若者に未来を」と必死に訴えているのは、バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た現在40代~50代前半の「ロスジェネ世代」の2人。ブラックな働き方やパワハラも当然だった時代を耐え抜いてきたこの世代は、一般的に努力家や真面目な傾向にあるといわれている。2コマ目では、彼らが必死に訴え続けてきた20年後が描かれている。「我々が尽力した甲斐がありましたね」と話しているあたり、社会保険料の引き下げが叶った未来のようだ。喜ばしい結果のように思えたが、3コマ目で事態が一変する!一体何が起こったのだろうか?
今回の漫画を描いたのは、現在はWeb広告関係の仕事をする傍らでSNSに「サラリーマンのあるある漫画」を投稿しているまくべす(@maxvess3)さんである。まくべすさんに話を聞いてみた。

――本作を描いたきっかけについて教えてください。
ありえる未来かなと思い描きました。今、社会保険の負担が重いですが、自分たちもいずれ高齢者になることを思うと…。それに、自分たちが高齢者になるころには支える世代はもっと少ないので、本当に自己責任の世界になりそうだな~と思います。
――考えさせられる漫画で、さまざまな未来を想像するきっかけとなりました。何事においても「その先まで想像してみる」って大切ですね。
想像したところでなるようにしかならないですが、悪い想像は漫画のネタにでもして、笑い飛ばせればいいかな~と思って、日々漫画を描いてます。少しでもおもしろがってもらえればうれしいです。

どんな物事にもメリットとデメリットの両面がある。今回は「社会保険料引き下げ」についての風刺漫画を紹介したが、これはあくまでも「デメリットになりうるかもしれない可能性のひとつ」である。もしかするともっとひどい社会になるかもしれないし、とてもよい社会になるかもしれない。社会保険料を引き下げなくてもひどい未来はくるかもしれないし、社会保険料を引き下げることで社会が活性化してよい方向に向かっていくかもしれない。あくまでも可能性の1つを描いた漫画だ。
サラリーマンをしていたら共感できることが多い「あるある」を描いたまくべすさんの漫画「目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン」は、SNSにて新作が随時更新されているので、ほかの作品もぜひ読んでみて!
画像提供:まくべす(@maxvess3)
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