整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、収納のやり方、散らかるお部屋を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「お片付け」ビフォーアフター】。
【お悩み】階段下の凸凹した空間が使いにくい
埼玉県戸田市の一軒家に住む4人家族のリカさん(40歳)のお宅を片付けています。リカさん宅の片付けテーマは「捨てない片付け」。今回は、階段下の物置空間を片付けます。
【クライアントプロフィール】
・リカさん(40歳)
・埼玉県戸田市在住
・4人家族(夫婦+小学生の兄弟)
・築10年目の注文住宅(持ち家/3LDK+WIC)
(Before)奥のモノを取り出すのに、手前が邪魔に(写真:maki_organize)
今回から、階段下のデッドスペースを片付けます。
手前(H120cm)から、奥(H59cm)に向かって空間の高さが狭くなるため、上手に活用できずにモノを押し込む収納になっていました。
今回は、空間を右と左に分けて、右側を「押入れ用衣装ケース」で片付ける方法を紹介します。
【片付け手順①】収納庫の中身を出し、右と左に分ける
物を出していくと凹凸したスペースの右が見えてくる(写真:maki_organize)
「家が散らかって片付かない」という方は、大容量の収納庫に詰め込んだモノを「ぜんぶ出す作業」からはじめます。
どんどんモノを取り出すと、写真上のように右側と左側に分かれます。まずは「右側の凸凹空間」から片付けましょう。

