製品発売の経緯

静岡県の産業課題
コーチョーは、創業以来、静岡県富士市で事業活動を行っており、静岡県の産業課題(※2)に対して取るべきアクションを定め、令和5年にアグリオープンイノベーション機構(以下、AOI機構)に協力を要請。地場産品廃棄物を活用したモノづくりを研究・開発してきた。
そして、製品づくりプロジェクトとして、コーチョーとAOI機構からなる「飲料残渣の有効活用茶殻カテキン成分を活かしたペット用品開発プロジェクト」のコンソーシアムを設立。

大渕フロント工場
AOI機構フォーラムメンバーの協力を得て、地元より排出される茶殻を活用した猫砂を、令和7年2月に竣工した大渕フロント工場にて生産し、同年9月に発売した。
今後もコーチョーは、「Kocho’s Happy Cycle Action」の取り組みのもと、廃棄物の無い社会を実現する商品サイクルを実現していく考えだ。
コーチョーについて
コーチョーは、1963年の創業当初、女性のアメニティライフに貢献したいという思いから、女性用生理用ナプキンを主力製品として製造・販売していた。
その後、大人用紙おむつ、ベビー用紙おむつとバリエーションを増やし、“人が使用するクオリティをそのままペットにも”をモットーに、現在ではペットシーツや猫砂のみならず、ペット用トイレタリー製品全般を提供。なかでも、「炭シート搭載 ネオシーツ超吸収DX」は、安心吸収、炭の力による消臭機能で高い評価を得ているそう。
同社は、経営理念にある「やさしさをかたちに」を基本理念に、社会貢献する商品づくりを心がけている。また、時代のニーズに合わせて製品や製造技術などの改良・開発を重ね、これからもよりよい製品を届けていきたいとしている。
廃棄物のない社会をブランド「Kocho’s Happy Cycle Action」の第1弾製品「茶葉まるごとin帰宅後もニオイ気にならない砂」を選んでみては。
コーチョー HP:https://www.kohcho.co.jp
※1 「Kocho’s Happy Cycle Action」について:https://www.kohcho.co.jp/happy_cycle_action
※2 静岡県「静岡県経済産業ビジョン2022~2025」より:https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/025/445/keisanbizyon2022honpen0330.pdf
(Higuchi)
