
元日向坂46の松田好花が5月14日、東京・本多劇場にて行われた舞台「はがきの王様」の初日記者会見に、主演の松岡昌宏らと共に登壇。現役のラジオパーソナリティーとしての想いや、約7年ぶりとなる舞台への意気込みを語った。
■「大好きなラジオが題材」7年ぶりの舞台は一人二役の挑戦
本作は、映画「サバカン SABAKAN」やNetflixの「サンクチュアリ -聖域-」を手掛けた金沢知樹氏が、自身の原点である“深夜ラジオ”の体験をベースに描く物語。松田は、松岡演じる主人公・田中浩司の初恋相手・嬉里弥生の高校生時代と、大人になった浩司と弥生の娘・田中青葉を一人二役で演じる。
約7年ぶりの舞台出演となる松田は、「こういった機会に、この歴史ある本多劇場、そして大好きなラジオが題材となった舞台に、こんな素敵なキャストの皆様と挑戦させていただけることがとてもありがたいです。1公演1公演、大切に演じさせていただけたらなと思います」と、緊張の面持ちながらも喜びを口にする。
役作りについては、「どのようにして高校時代の浩司と距離を縮めていったのかな、とか。田中青葉としては、平成の高校生になるんですけども、昭和の高校生と平成になってからの高校生としての違い、方言や言葉遣いにも注目して見ていただけたらなと思います」と、時代背景による細かな演じ分けへのこだわりを見せた。

■松岡昌宏に「めっちゃいい点取る人みたいな(笑)」とツッコミ
松田は現在、「松田好花のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)でパーソナリティーを務めている。現役パーソナリティーの立場から本作に触れ、「今の令和で務めさせていただいてる『オールナイトニッポン』とやっぱりまた違う、昭和の時代の『オールナイトニッポン』ってこういう感じだったのかな、みたいなことに思いも馳せながら。時代の変化みたいなのもすごく感じてもらえると思います」と、作品が描くラジオ黄金時代へのリスペクトを語った。
稽古場でのエピソードに話が及ぶと、松田は松岡について、「本読みが4月中旬ぐらいにあって、その時点で松岡さんは『4月中にセリフ入ればいいよね』とおっしゃっていたのに、その3日後ぐらいにはもう完璧に入っていて。テスト勉強してないなんて言いながら、めっちゃいい点取る人みたいな(笑)」と暴露。
松岡は照れ笑いを見せるも、松田は「それでまた身が引き締まったというか、お稽古をもっと頑張ろうという気持ちになりました」と、現場の士気が高まった瞬間を振り返った。
舞台「はがきの王様」は、5月14日から5月24日(日)まで本多劇場にて上演。5月28日(木)から5月30日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。
◆取材・文=鈴木康道

