急性大動脈解離発症のリスクを上げやすい食べ物・飲み物
食生活が乱れると生活習慣病を悪化させ、それが急性大動脈解離のリスク上昇につながる可能性があります。ここでは、特に注意が必要とされる3つの食べ物・飲み物の例を紹介します。
塩分を多く含む食品
塩分の摂りすぎは血圧を上昇させ、大動脈にかかる圧力を強める原因になります。ラーメン、漬物、加工肉(ハムやソーセージなど)は無意識のうちに塩分を多く摂取しやすいため、日常的に摂取量に注意が必要です。
飽和脂肪酸・トランス脂肪酸を多く含む食品
これらの脂肪は悪玉コレステロール(LDL)を増加させ、動脈硬化を進行させるとされています。ポテトチップス、フライドチキン、洋菓子(バターやマーガリンを多く使うもの)などが該当し、控えめにすることが望ましいです。
過剰なアルコール摂取
アルコールは一時的に血圧が下がるように見えることがありますが、実際には交感神経を刺激し、血圧を不安定にする要因となります。ビール、焼酎、ワインなども含め、飲酒は「適量」を守ることが肝心です。
急性大動脈解離を予防するために大切な生活習慣・運動習慣
食生活の改善に加え、日々の生活スタイルを見直すことも、急性大動脈解離の予防には不可欠です。生活習慣病を予防するために重要な、3つの生活習慣を紹介します。
減塩と栄養バランスのとれた食事
外食や加工食品中心の食事は塩分過多になりやすく、高血圧の原因となります。野菜や魚を取り入れた減塩メニューを自炊中心で心がけることで、血管への負担を和らげることができます。
継続できる有酸素運動
運動不足は高血圧や動脈硬化の進行を助長します。ウォーキングや軽いジョギング、水中歩行などの有酸素運動を、無理のない範囲で生活に取り入れましょう。1日20~30分、週3~5回を目安に継続することが大切です。
禁煙とストレスコントロール
喫煙は急性大動脈解離の直接の原因ではないものの、動脈硬化や大動脈瘤のリスクを高め、発症の引き金になることがあります。ニコチンは血管を収縮させ、血圧や心拍数を上げるため、禁煙は重要な予防策です。また、ストレスや睡眠不足も血圧変動の要因となるため、深呼吸、入浴、趣味の時間を活用して自律神経の安定を図りましょう。

