
「未知のソウル」(2025年)で「百想芸術大賞」女性最優秀演技賞を受賞し、注目を集めるパク・ボヨンの最新主演ドラマ「ゴールドランド」(全10話)の第5、6話が、5月13日に配信された。総重量1トンもの金塊を奪って逃走中のヒジュ(ボヨン)。見つかれば命はない緊迫の逃亡劇が描かれる中、彼女が行動を共にしているチンピラ・ウギことチャン・ウク(キム・ソンチョル)が、憎めないキャラクターで注目を集めた。(以下、ネタバレを含みます)
■ヒジュ、後戻りできない状況に…
「ゴールドランド」は、貧しい出身ながらも善良な女性キム・ヒジュが思いがけず犯罪組織の金塊を手にし、命懸けの逃亡劇に巻き込まれていくチェイスサスペンス。「オールド・ボーイ」「王になった男」の脚本家ファン・ジョユン氏が配信ドラマで初めて脚本を務めた。
恋人でありパイロットのイ・ドギョン(イ・ヒョヌク)の頼みで、密輸された大量の10kg金塊を強奪する手助けをしてしまったヒジュ。序盤は途方に暮れていた彼女も、後戻りできない状況の中で金塊を自分のものにしたいという欲望に駆られていく。
第4話で母ソノク(ムン・ジョンヒ)を苦しめてきた義父を始末し、ヒジュはとうとう一線を越えた。第5話では、犯罪組織のパク理事(イ・グァンス)や組織の息のかかったキム刑事(キム・ヒウォン)だけでなく、元上司のチャ・ユジンチーム長(イ・ソル)までも金塊目当てでヒジュを襲う展開に。そして第6話では、金塊の隠し場所がパク理事に知られてしまい、別の場所に移すためヒジュとウギが掘り返しに向かう展開が描かれた。
■迫り来るパク理事の恐怖
全10話の折り返しとなる第5、6話では、金塊を持って逃げるヒジュに追っ手が迫る様子がヒリヒリする緊迫感とともに描かれた。
金塊の持ち主であるアン会長(チェ・ドクムン)に目をつけられ、金塊を取り戻さなければ命がないパク理事は、血眼になって金塊の行方を探し回る。ヒジュが隠れる車にパク理事がゆっくり歩み寄っていく場面は恐怖そのもの。視聴者からも「イ・グァンスの演技が怖すぎて演技に見えない」「夢に出そう」の声が上がる。

さらに、警察の立場で知り得た情報を使ってあっさりヒジュの居場所を突き止めていくキム刑事も恐ろしい。ヒジュを刑事として追っているのか、パク理事と結託するのか、単独で金塊を狙うつもりなのか、動きが読めない不気味な存在だ。
加えて5話ではヒジュに協力的だった元上司・ユジンまで金塊の存在を知り、ヒジュから奪い取ろうと画策。ヒジュを縛り上げてその口に毒物を流し込む…。そしてそのユジンと裏で連絡を取り合っていたのが、恋人ドギョン。もはやヒジュにとって信じられる人間は皆無だ。

■「ヌナ、おなかすいた」愛嬌ウギに視聴者「かわいい」
そんな中、ただ1人ヒジュと行動を共にする人物が、パク理事の会社の下っ端チンピラ・ウギだ。ヒジュを“ヌナ(姉さん)”と慕い、金塊を売りさばくのを手伝い、ヒジュのピンチには血相を変えて駆け付ける。ヒジュの義父に実際に手をかけたのも、その遺体を跡形も残らないよう“処理”したのも彼だ。殺人という決定的な罪で結びついてしまったウギをどこまで信じられるのか、ヒジュは判断できない。
ウギ役のソンチョルは、「地獄が呼んでいる」シーズン2ではカリスマ教祖、「ヴィンチェンツォ」では猫耳の似合うかわいい頭取、「その年、私たちは」ではヒロインに片思いするピュアなテレビマンを演じた若き実力派。ミュージカル「ジキル&ハイド」のジキル&ハイドの2役や「デスノート」L役など舞台でも活躍する。
時折、意味ありげな表情を見せながらも「ヌナ、おなかすいた」とご飯をねだる無邪気なウギが視聴者のハートをつかみ、「ウギやってることはエグいけどヌナヌナ言ってヒジュに懐いててかわいい」「ウギのバカっぽさがこのドラマ唯一の癒やしだからウギは絶対変わらないでほしい」「金塊なんかどうでもいいから、どうかヒジュとウギだけは生き残りますように…」といった声でにぎわった。
金塊を取り戻そうとするパク理事たち組織の人間に加え、ドギョンとも金塊を奪い合う関係になってしまいそうなヒジュ。5月20日(水)配信の第7、8話では、さらに後戻りできない事態にはまっていく。
「ゴールドランド」は、ディズニープラス スターで毎週水曜に2話ずつ独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

