
濱田岳が主演を務めるドラマ9「刑事、ふりだしに戻る」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレ東系/Leminoほかにて配信)の第4話が5月15日に放送。過去を改変した代償として犠牲者を生んでしまった誠(濱田)の罪悪感と、愛ゆえのすれ違いが招いた連続放火事件の切ない真相。二転三転するミステリーと過酷な運命に、SNSでは「騙された」「やり直しの代償がデカすぎて見るのが辛い」と大きな衝撃が広がっている。(以下、ネタバレを含みます)
■10年前の“ふりだし”から人生をやり直す刑事の物語
同ドラマは、「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」「ひと夏の共犯者」に続く、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナルWEB漫画を原作にしたドラマ化の第4弾。
恋人・美咲(石井杏奈)を亡くして以来やる気を失い、冴えない日々を送っていた主人公のアラフォー刑事・百武誠がある日、凶悪犯を追い詰める中、現場で命を落としたはずだったが、目を覚ますと、10年前の2016年、刑事としてのキャリアをスタートした“ふりだし”に戻っていた。
未来が分かる“チート能力”を武器に、一度目の人生とは打って変わって刑事としても大活躍。すると、その裏にあった警察組織の闇が明らかになっていく。人生と恋、そして、未解決事件の捜査をやり直す刑事の姿を描くタイムリープサスペンスだ。
■誠を襲う過去の改変が招いた最悪のバグ
人生をやり直す中で、誠が万引き犯として捕まえた亀田万作(おかやまはじめ)。1度目の人生とは異なる運命を辿ることになった亀田は、その後ホームレスへと転落し、あろうことか連続放火事件に巻き込まれて命を落としてしまう。
自分が良かれと思って変えた過去が、一人の人間の命を奪う引き金になってしまった。未曽有の事態に激しい戸惑いと罪悪感を抱えながらも、誠は事件の真相を突き止めるべく、必死に犯人探しへと奔走する。

■連続放火事件の裏に隠されたトラブル
事件の調査が進む中、刑事課強行盗犯係警部・川島(板谷由夏)は自身の息子・恵太と、亡くなった亀田との間にトラブルがあったことを知る。その現場には、同じくシングルマザーの中野希(小林涼子)の息子・渉の姿もあった。
学校に事情を聞きにきた川島は、事実を問う中で、渉が喧嘩相手・亀田に対し、「ぶっ殺す」と言っていたことを聞いたのかと問う。すると、恵太は、渉の言葉が本気ではないことと、希の再婚相手である担任・福岡(田村健太郎)の前だから強がっていたことを明かす。
理由が気になった川島が「どういうこと?」と聞くと、恵太は渉が福岡に弱いところを見せることが嫌だったと話し出す。川島はさらに「どうして?お父さんになる人なのに」と聞き返すと、恵太は「母さんには分からないよ。母さんは女だから」と突っぱねる。
トラブルの日に「ぶっ殺す」とこぼした渉に捜査の目が向く中、彼が所持していた自転車が、ドライブレコーダーに映り込んでいることが判明。サッカーボールが原因だと思われた、亀田と渉、恵太のトラブルだったが、実際は、亀田に渉の自転車を盗まれたことがきっかけだったのだ。
渉は自転車を取り戻そうと夜に亀田に会いに行ったことを認め、「僕がやりました」と亀田の家を放火した件とビニールハウス連続放火の件も認める供述をする。しかし、警察内部ではすでにビニールハウス連続放火には別の容疑者が浮上していた。
ビニールハウス連続放火の真犯人は、ほかでもない母親の希だった。福岡と渉は、希の罪を隠蔽(いんぺい)するために必死で彼女を庇おうとしていたのだ。その背景を知らず、渉が放火殺人の犯人になってしまったと思い込んだ希は絶望から自殺を試みる。
間一髪のところで静止した川島と誠は、全ての真実を告げる。亀田の火災は単なる火の不始末による事故であり、渉は一切の罪を犯していないという事実を明かした。愛ゆえのすれ違いが生んだ悲劇は、誠たちの介入によって辛うじて最悪の結末を免れる形となった。
放送後、二転三転するミステリー要素と、家族の複雑な心理描写にSNSでは「家族の一員として振る舞いたいという小3の姿には感動した」「ジェンダーについて色々言われる時代にもこれを扱ってくれて感謝」「犯人カット多いなと思っていたらまんまと騙された」「家族の絆が切ない」「「人生のやり直し」の代償がデカすぎて誠の表情を見るのが辛い」といった反響も寄せられている。


