授かり婚の娘に仕事を与えてくれた母、煙たく感じる私は親不孝者?|私は悪い娘ですか?

授かり婚の娘に仕事を与えてくれた母、煙たく感じる私は親不孝者?|私は悪い娘ですか?

ずっと耐えてきた息苦しさ

祖母 親子

母は、私の「敵」というよりは、むしろ「重荷」に近い存在だったかもしれません。

思えばいつも幼少期から、母の期待に応えなきゃ、母を喜ばせなきゃって、息苦しかった気がします。私が31歳になっても、この関係は変わりません。母から「あなたは何もわからない子」「私が助けてやらなかったらどうなっていたか…」と言われ続け、すっかり自信をなくしてしまっていたのです。

でも、この息苦しさは「耐えるべきもの」と思っていました。確かに母に支えられている部分は大きいし、母は孫の壮太のことは本当にかわいがってくれていると思っています。いわゆる「毒親」にあたるかといったら違うと、自分に言い聞かせていました。

でも、この気持ちが崩れ落ちて「母とは縁を切りたい」と思うようなできごとが、ある日起きてしまったのです―――。

あとがき:「重荷」からの解放へ

「私が悪い娘なのか?」と思いながら、母との絶縁を決めた主人公。

長年、母の期待に応えようと自分を押し殺してきたあすかさんの姿は、多くの女性が抱える親との葛藤を象徴しているでしょう。親子の関係は感謝だけで成り立つものではなく、一方的な価値観の押し付けは、やがて心を蝕む「毒」になります。縁を切る決断はマイナスなものではなく、自身の人生を取り戻し、愛する家族を守るための、勇気ある最初の一歩なのかもしれません。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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