
通勤・通学の合間に漫画三昧!2025年上半期によく読まれたバズ漫画を紹介。
宅配便の段ボールの中から「キューキュー」と動物の鳴き声が聞こえるのに、送り状の品名には「桃」と書かれていた。宅配業者によっては、規約で生き物の配送を禁じているところもあるが、依頼者が品名を偽装して生き物を送ることが稀にあるという。今回は、長年宅配業界で働いてきたゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)さんが描く漫画「運び屋ゆきたの漫画な日常」から、禁制品を運んだ体験談を紹介する。
■品名偽装された段ボール



「実際には熱帯魚や昆虫、爬虫類などをしばしば見かけました。規約がそこまで厳密に運用されているわけではない、というのが現実だと思います」とゆきたさんは話す。生き物の配送はできないが、食用として記載すると送れるらしく、「食活用」や「生き餌」と書かれていることもあったそうだ。
実際、「桃」と書かれた段ボールの中から聞こえてきた鳴き声、その中身はなんとモモ違いの「モモンガ」。「ネットで買ったモモンガなんですけど…」と、中身を偽って送ったことを打ち明けられたこともあったようだ…。
■宅配便でハトを送る?



ゆきたさんは、道端で行き倒れていたハトを助けたことがあるという。ハトを保護すると、足首に連絡先がついていた。電話をすると、ハトはハトレースをしていたところで力尽きたらしい。
指定された会社へ行くと、ゆきたさんは「ハト専用ボックス」を渡された。そこにハトを入れて送ることができるという。「ハトはゆうパックで送れます。実際に、レースハトを送る需要があります。ハト専用ボックスなるものもあるそうです」とゆきたさんは明かした。
宅配便で生き物を送れない業者はあるため、注意が必要だ。ゆきたさんのブログ「運び屋ゆきたの漫画な日常」では、宅配便にまつわるトラブルやおもしろいエピソードが毎日投稿されている。読者から寄せられたエピソードを漫画にする実録漫画も好評だ。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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