「赤ちゃんっていいにおい」。これが生まれたばかりの長男に抱いた感想でした。新生児は、まるでミルクのようないいにおい……。しかし、初めて沐浴をしたとき、私は衝撃を受けたのです。
退院後、初めての沐浴で衝撃!
長男が生まれて間もないころ。赤ちゃんのにおいはなんとも言えない、ミルクのやさしい、いいにおい。初めてのことの連続に悪戦苦闘していましたが、そのにおいにいつも癒やされながら赤ちゃんとの生活をスタートさせました。
出産した病院で沐浴指導を受けて、無事に退院後、初めて自宅で沐浴をさせた日。幸せを噛みしめながら、わが子のにぎにぎしている手を広げて嗅いでみました。
すると、手のひらのにおいはいつものミルクのようなやさしいにおいではなく、まさかのすっぱいにおいでびっくり!
すっぱいにおいに思わず…
例えるならば、冷やし中華にかけるスープのような酢のような、なんとも言えないにおいでした。想像もしていなかったため、思わず2回も嗅いでしまいました。
新生児はずっと手をグーにしているので、手のひらが汗で蒸れています。そのとき、初めてちゃんと手を開いたことで、赤ちゃんの汗の独特なにおいに気づいたのでした。
現在、小学生になった長男からは、もはやミルクのにおいも酢のにおいもしません。あのときのなんとも言えない不思議なにおいも、毎日のことで慣れてきてからは嗅ぐことも驚くこともなくなって、今は思い返すことしかできません。写真や動画にも残すことができないあの手のひらのにおいに驚いたことは、今となっては初めてがたくさん詰まった新生児期の素敵な思い出です。
監修:松田玲子(助産師)
著者:小川朝美/30代女性/2015年男児・2017年男児・2019年女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

