義父の名前は何代目かの徳川将軍と一緒です。名字も名字で有名な武将と一緒なので、字面だけ見ると現代人には思えない名前でした。実は私は時代劇好きで、そんな義父の名前を「カッコいい!」と思っていました。
義父にそんな過去が…!?
あるとき、私の妊娠がわかり、夫と名前を検討し始めました。夫の名前は祖父から1字もらったそうなので、もし男の子だったら義父から1字もらって「家●」にするか、あるいは別の徳川将軍の名前にするか、と結構楽しんで考えていました。
それを何の気なしに義実家で話したところ、義父がかなりむずかしい顔をしていました。帰宅後、義母から連絡があり、メッセージを見てみると「お父さん、小さいころ『上様』や、『将軍さま』と言われて嫌な思いしたから、孫ちゃんのことを心配しているみたい」とのこと。私たちもそこまで思い至らずビックリでした。
子どもは間もなく女の子とわかり、男の子の名前候補は不要になりました。私も夫も自分の名前は好きで嫌な思いをしたこともなかったのですが、人によってはそうではないと改めて勉強になりました。義実家とはおかげさまで、良い関係のまま、義父も娘をかわいがってくれています。
著者:春野さくら/女性・主婦。新米ママ。娘を溺愛中の夫と育児に絶賛奮闘中。
イラスト:市田スナオ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

