
中島健人が主演を務めるドラマ10「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合/NHK ONEにて放送後1週間見逃し配信)の第3話が5月12日に放送。コンビニ「テンダネス」に通う中学生の梓(稲垣来泉)に、三彦(中島)が助言をしたシーンに、SNSでは視聴者の反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」とは
本作は、町田そのこ氏による同名小説が原作。北九州市・門司港にあるコンビニのイケメン店長・志波三彦(中島)と三彦の兄でワイルドな志波二彦(中島/二役)の兄弟がさまざまな無理難題を気分爽快に解決していく、“現代の人間交差点”・コンビニを舞台に繰り広げられるハートフル&ミステリアス&ヒューマンコメディー。
三彦は、コンビニ「テンダネス門司港こがね村店」の店長。フェロモンを泉のごとく垂れ流し、完璧な笑顔と愛にあふれた接客で老若男女をとりこにしている。コンビニには似つかわしくないほどの色気を漂わせ、なぜ門司港に?なぜコンビニの店長に?という謎に包まれている。
一方、三彦の兄・二彦は通称“ツギ”、なんでも野郎。いつも軽トラで乗りつけ、山盛りの弁当や食料を購入し、イートインコーナーでしっかり完食。背中に「なんでも野郎」のロゴが入った緑のつなぎを着る謎の男。困りごとの解決や人探しが得意というキャラクターだ。
キャストは中島のほかに、「テンダネス門司港こがね村店」に勤めて4年目のパート店員・中尾光莉役を田中麗奈、「テンダネス門司港こがね村店」の新人アルバイト・廣瀬太郎役を鈴木福、同じくアルバイト・高木恋斗役を曽田陵介、中尾光莉の夫・中尾康生役を馬場徹、中尾光莉の息子・中尾恒星役を齋藤潤、人付き合いも苦手でコンビニが大嫌いだが、ひょんなことから「テンダネス」での交流が始まる大塚多喜二役を光石研が演じる。
また、「テンダネス」のあるこがね村ビルのオーナー夫人・能瀬麗華役に萬田久子、自称・門司港の観光大使で「テンダネス」の用心棒のような存在・梅田正平役に柄本明、「テンダネス」の創業者・堀之内達重役に舘ひろしが扮(ふん)する。
■梓はクラスで浮いた存在の那由多に話しかける
中学生の桧垣梓(稲垣)は、「テンダネス門司港こがね村店」で購入したスイーツを、併設のカフェスペースでじっくりと味わうことを唯一の楽しみにしていた。
スイーツを食べていることは親や友達には内緒にしている梓。その理由は、梓の幼なじみでクラスのカースト女王・村井美月(星乃あんな)から「おばさん(梓の母親)から言われてるからお菓子を食べちゃダメ」と言われたからだった。
学校では、美月や彼女の取り巻きの女子らが、いつもジャージ姿で休みがちなクラスで浮いた存在の田口那由多(新津ちせ)への意地悪な言葉をわざと大声で話すのを、ただ黙って聞いているだけの梓。
美月から「(那由多に)興味あるそぶり見せちゃダメ。田口さんがこっちの輪に入りたいって思った時、おとなしそうな梓狙ってくるから」と言われた梓は、「輪に入れる気ないんだ?」と返すが、美月は「私たちが何回も声かけてきたのに、断り続けたの、あの人だよ」と、那由多に聞こえるように話した。
ある日、梓は「テンダネス」でいちごのエクレアを購入し、いつものカフェスペースへ。するとそこに那由多が現れ、梓は「よく来るの?」と話しかけた。
那由多は「時々…火曜か木曜に来る」と答え、梓は「火曜日私も来る。でも初めて会ったね」と、少しうれしそうに返した。そのあと、「太ってるから甘いものを親に禁止されている」と打ち明けた梓に、「桧垣さん、太ってないと思うけど…」と伝える那由多。
「こないだは、美月がその…」と申し訳なさそうに言う梓に、那由多は「私は何を言われても平気だから。人の顔色を気にするより、もっと大事なことがあるから」と言って出て行くのだった。
■三彦が梓に助言をしたシーンに「心に染みる」の声
「テンダネス」のスイーツをとおして那由多と仲良くなった梓は、彼女の父親が末期の癌で、母親と看護をしていたことを知る。父親の容態が悪化したのか、学校を休み続ける那由多のことが心配な梓は、学校帰りに寄った「テンダネス」で三彦から声をかけられる。
梓のスイーツ愛に触れたことをきっかけに、店でスイーツフェアを始めた店長の三彦は、彼女の意見を参考にスイーツの並べ方を変えたことを伝えた。
さらに三彦は、「この店に来る方が、(スイーツを)手に取りやすい形にしてあります。もちろん、本部の決まりごとは守ってます。ただ、ここは僕が任された店です。そして、来てくださるお客様と一緒に作っていく場所でもある。だから自由でいいんです。僕は、来てくださるお客様がホッとするような小さな世界を作りたい。そのためには自分で考え、自分で選ぶ。お店も、人生も、きっと同じです」と話し、その言葉に「自分の世界は…自分で選ぶ」と、何かに気付いた様子を見せた梓。
そのあと梓は、お菓子を禁止し、そのうえ美月と無理やり仲良くさせようとする母親に対して「お母さんと美月のお母さんが行ってた高校には行かない。高校だけじゃない。将来の夢も友達も自分の人生は自分で決める」ときっぱりと伝えるのだった。
三彦が梓に助言をしたシーンに、「店長の言葉が心に染みる」「店長優しいね」「自由でいいんだよ」「店長の話、今の梓ちゃんには大事な話だった」「いいこと言うね、店長」「梓ちゃん頑張れ」「だから自由でいいんです…染みる…」などの声が上がり、X(旧Twitter)のトレンド3位にランクインしていた。
このあと、家庭の事情で長崎に引っ越してしまった那由多を二彦が「テンダネス」まで連れて行き、梓と那由多が久々に再会する場面もあった第3話。次話以降も見逃せない。
◆文=奥村百恵

