
八村倫太郎が、5月16日に「横浜F・マリノスvs柏レイソル戦」が開催された神奈川・日産スタジアムにスペシャルゲストとして登場。マリノスサッカースクールに通っていたという熱いマリノスサポーターでもある八村が、試合前のトークショーイベントに参加し、現在放送中の日曜劇場「GIFT」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)への熱い思いを語った。また、キックオフ直前にはレフェリーエスコートの大役を務め、会場を大いに沸かせた。
■「GIFT」撮影裏話と、過酷な現場を支えた“家族のような絆”
八村は、堤真一が主演を務める同作にて、弱小の車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」の選手・中山好太郎役を好演中。大歓声と拍手に包まれてステージに登壇すると、MCの木村園タツヤ氏から「髪の毛が黒くなってる!」と劇中のオレンジ髪からの変化をツッコまれ、照れ笑いを浮かべた。
また、熱烈な「GIFT」ファンである木村園氏からドラマの魅力を熱弁されると、「ありがとうございます!」と満面の笑み。過酷だった撮影を振り返り、「撮影は決して楽ではなかったけれど、みんなで一丸となってこなしていました。まさにスポーツチームであり、家族のような存在。お芝居を教えてくださる先輩方もたくさんいたし、本当に大きな財産です」と、共演者たちとの深い絆を明かした。
さらに、劇中で使用しているラグ車(競技用車いす)の話題では、「最初は慣れるまで時間がかかりましたが、撮影が進むと、むしろ日常用の車いすよりもラグ車に乗っているときの方が落ち着くようになりました(笑)」と告白。
その後も、車いすラグビーにおいて重要な役割となるラグ車の修理や調整を担うメカニックの存在や、作品を支える裏方、そしてエキストラへの敬意も忘れない、八村らしい誠実な人柄が垣間見えるトークが続いた。

■日産スタジアムで誓うアーティストとしての大きな夢
6人組ダンス&ボーカルグループ・WATWINGの一員でもある八村は、アーティストとしての今後の目標を問われると、会場を見渡しながら「あえてこの場所だから言えることとして…やっぱり立ちたいです。この日産スタジアムでライブをやりたい!」と力強く宣言。
「日々応援してくれているWindy(※WATWINGの公式ファンネーム)に『この人は本気で言っているんだな』と信頼してもらえるよう、WATWINGのメンバーと一緒に、一つ一つの目標をちゃんと実現できるアーティストになっていきたい」と、決意を新たにした。
■サッカー少年だった過去――巡り巡った奇跡に涙腺が緩む場面も
最後に、試合を控える横浜F・マリノスと柏レイソル、両チームへのエールを求められると、胸に手を当て、「実は昨日から、今日のことを思うと結構涙腺が弱くなってしまっていて…」とこぼした八村。
「僕はプロのサッカー選手にはならなかったけれど、こうして昔サッカーをやっていたことが巡り巡って、今日という日に結びついている。本当に人生ってすごいなと思います」としみじみ語り、かつて自身が幼い頃に膝の上に座らせてもらったという元Jリーガーの田中裕介氏と再会できたことへの感動や、マリノスのユニフォームを着てサポーターと同じ時間を共有できていることへの感謝を口にした。
そして、「過去のいろいろなことの積み重ねがあって今がある。今日は絶対に勝ちたいし、すでに僕にとっては忘れられない日になっています。マリノスのサポーターの皆さんも、柏レイソルの皆さんも、一緒に今日を素晴らしい日にするために楽しんでいきましょう!サッカー最高!」と叫び、トークショーを締めくくった。
■張り詰めた空気の中、「レフェリーエスコート」の大役を堂々完遂

キックオフが目前に迫り、スタジアム全体に独特の張り詰めた緊張感が漂う中、大役である「レフェリーエスコート」の瞬間が訪れた。バックヤードで緊張のあまり息を呑んでいた八村は、意を決して、約2万6千人のサポーターで埋め尽くされた日産スタジアムのピッチへと足を踏み入れた。
スタジアムに響き渡る歓声と、サポーターたちの熱い視線を一身に浴びながら、一歩一歩をかみ締めるように、堂々とした足取りでレフェリー陣と共に歩みを進める八村。かつてマリノスサッカースクール生としてピッチを見つめていた少年が、約17年の時を経て、一人の表現者としてスタジアムの真ん中に立ち、緊張感をエネルギーへと変え、見事にその大役を果たし終えた。
■サプライズで訪れたコーチ陣との涙の再会
レフェリーエスコートを堂々と務め上げた八村がピッチ裏へと戻ると、まさかのサプライズが待ち受けていた。そこに姿を現したのは、マリノスサッカースクール時代のコーチ陣。予想だにしないコーチ陣の登場に、八村の目からは思わず大粒の涙があふれ出した。
一瞬にしてあの頃のサッカー少年へと戻った八村は、コーチ陣とがっちり握手を交わし、当時の懐かしい思い出話に次々と花を咲かせた。そして、八村の活躍を陰ながら見守っていたというコーチ陣も目を細めてこの再会を喜び、「本当にうれしいよ!『GIFT』も見てるからね!」と熱いエールを送った。


