息子が小学5年生のころの話です。家庭科の授業で使う手ぬい糸を持参するようにと学校から指示があったのですが……。
悪びれる様子のないママ友、衝撃の告白…?
忘れ物が多いクラスメートの男の子が、手ぬい糸を持ってこなかったので息子は自分の糸を貸してあげたと話していました。その日は「そうなんだ〜えらいね〜」と息子の話を聞いていたのですが、翌週もその翌週も、息子は糸を貸したと話してきたのです。
ちょっと釈然としないなと思っていたある日、同じクラスの何人かのお母さんたちとお茶をする機会がありました。そこには、息子の糸を使っている男の子のお母さんも来ていて……。
子どもたちの話で盛り上がっていると、突然そのお母さんが「うちの子ってさぁ、明日の必要なものを前の晩になって言ってくるんだよね〜。だから、今ごろ言われても用意できないから人から借りな! って言うのよ」「でもさ〜、いつも借りて何とかやり過ごしているみたいでさ、何とかなるもんだね〜」と、豪快に笑いながら話したのです。
いきなり話し始めた衝撃的な内容に私はあ然としました。周りのお母さんたちも反応に困り、苦笑いでしたが、そのお母さんはひとり、楽しそうに笑っていました。
子どもが必要なものを前日に伝えてくる大変さはわかりますが、毎回貸してあげる側の子どもの親としては、たまったものではありません。返してくれとは言いませんが、少なくとも「申し訳ない」といった気持ちを持っていてほしかったです。
わが子には、もし忘れ物をして誰かに借りることがあったら、感謝をしてきちんとお返しすることを教えています。
著者:中田明子/50代・女性・主婦/男の子2人の母。
イラスト:市田スナオ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

