祖母の悲痛な訴えに
退院後、祖母は自宅で療養していましたが、人の口に戸は立てられないものです。別のルートから友人の訃報を耳にしてしまいました。
「どうして教えてくれなかったの!」
祖母は涙ながらに怒りをぶつけてきました。母は、「心臓の持病がある人に、そんなこと言えるわけないでしょう。うちまで葬儀を出すことになってしまうわよ!」と強く反論しました。
それからというもの、祖母は体調を崩すたびに「(友人の名前)が呼んでいるのかもしれない」と弱気な言葉をこぼすようになりました。その姿を見るたびに家族は「もしあのときすぐに伝えていたら、本当に気持ちが後を追ってしまったかもしれないね」と、ひそかに語り合ったものです。
まとめ
祖母も家族も、お互いを思うやさしさから情報を「伝える」「伝えない」という選択をしました。結果として誤解や衝突も生まれましたが、そこにはたしかに相手を思う気持ちがありました。今では、あのときのやりとりさえも、家族の絆を思い出す一部として心に残っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:磯辺みなほ/30代女性・ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています
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シニアカレンダー編集部
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