慌てず丁寧に
「すみませんが、家からお店が車でも一時間掛かる場所にあるんです。事情があって近々この洋服を着たいのですが、なかなかそちらへ行くことができません」
「できれば郵送していただくことはできますか?」
すると電話越しから「......少々お待ちください」という声が。
しばらくすると店長に電話が代わり、そこで再度事情を話すと、丁寧な謝罪とともに、ベルトを郵送してもらえることになったそうです。
店側のミスにも関わらず、お客さんに横柄な態度をとってしまった店員さんはよくなかったかもしれません。
しかし、Wさんの丁寧な対応と、店長さんの真摯な態度が功を奏し、穏便にトラブルを解決出来たエピソードとなりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

