由美さんは、夫の聖也さんと1歳半になる娘・こころちゃんとの3人暮らし。現在、第二子を妊娠中です。夫も育児には積極的に参加してくれますが、由美さんからすると物足りないと思うこともあり、夫のやり方に意見してしまうことも……。ある日、家族で出かけた際に気になったことを伝えたときにも、夫は不機嫌になり先に帰ってしまいました。仕方なく由美さんがひとりで娘を公園で遊ばせ、家に帰ったのですが、夫は「おっかえり~~~!」と上機嫌でゲーム中でした……。
夫が先に帰ってしまったため、妊娠中の体に負担がかからないように気をつけながら、娘と公園で遊んだ由美さん。家に帰って、「暇だったからゲームしてたわ~。だいぶ進んでラッキー」と、上機嫌で話す夫の姿を見て『そんな暇があるなら掃除くらいしてほしい』と思ってしまいました……。
しかし、平日働いている夫にも休息の時間は必要だと思い、機嫌が直っているならこれ以上余計なけんかをしないほうがいいと気持ちを切り替えて、食事の準備に取り掛かることに。そこで、夫に娘の面倒をお願いしましたが、夫からは生返事が返ってくるだけです。「ゲームしながらで大丈夫なの?」と聞くと「横目で見てる。キリのいいところでやめるから」と言われたので、その言葉を信じることにしました。
ちゃんと遊んであげて…








食事の準備をしている由美さんのもとへ、娘がやってきました。
「こころ、キッチンに来ちゃってる!」
由美さんは夫に声をかけますが、適当な返事をしたあとに「こっちおいで~」と呼ぶだけ。娘も「イヤ……」と言って、その場を動こうとしません。
「連れ戻しに来てよ!」
由美さんはさっきよりも大きな声で夫を呼びますが、相変わらず適当な返事が返ってくるだけです。その声色から、夫がちゃんと聞いていないと察した由美さんは、娘を抱っこしてあらためて「ちゃんと遊んであげてよ!」と言いました。
すると夫は「遊んでるよ! ほら!」と言いながら、なんと、おもちゃを足でつかんで揺らして見せてきたのでした……。
◇ ◇ ◇
子どもを「見ている」と「ちゃんと向き合っている」は、似ているようで大きく違いますよね。特に食事の準備をしている最中は、火や刃物を使うこともあるので、いくら柵があるとはいえ、ちゃんと向き合ってくれていないと子どもの安全に関わります。
何かをお願いするときには、多少わずらわしいかもしれませんが、感じ方や基準の違いが思わぬ事態を引き起こさないよう、「どこまでを期待しているのか」を具体的に共有することも大切ですね。

