
コンテチーズ生産者協会は、フランスを代表する熟成ハードチーズ「コンテ」の普及・啓蒙活動を行っている。
コンテチーズ作りを題材にしたフランス映画『ホーリー・カウ』が、10月10日(金)に公開初日を迎えるにあたり、同日、上映後にコンテチーズの食べ比べの会が楽しめる「公開初日記念『ホーリー・カウ』コンテチーズ食べくらべの会」が、ヒューマントラストシネマ有楽町で開催される。
フランスで約100万人を動員した話題の映画
『ホーリー・カウ』は、昨年のカンヌ国際映画祭の「ある視点部門」にてユース賞を受賞し、フランスで約100万人を動員した話題の映画だ。
舞台はコンテの故郷ジュラ。
パーティに明け暮れ気ままに過ごしていた主人公の若者が、不慮の事故でチーズ職人の父を亡くし、幼い妹を養うためチーズコンテストでの賞金受賞を目指して、伝統的な製法で最高のコンテ作りに奮闘するという内容になっている。
「コンテ」について
「コンテ」は、フランス東部のジュラ山脈一帯で、1,000年の伝統を守りながら伝統的な材料と製法で職人が丹精をこめて作っているフランスを代表する熟成ハードチーズ。ナッツのような香ばしさや柑橘系のフルーティーさ、深い旨味など、ひとつひとつ異なる複雑で限りなく豊かな風味を持つのが特長だ。
フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中で最大の生産量を誇り、フランス人に最も愛されているチーズと言っても過言ではないという。そのまま食べても加熱しても美味しいコンテは、フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのおつまみにと、子供から大人まで広く親しまれており、日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があるそう。
