
「実は息子さんが、勤務中に車で事故を起こしてしまったんです」
ある日、みこまる(@micomalu)さんのご主人の携帯に届いた、警察署を名乗る一本の電話。2026年5月現在、SNSで「明日は我が身」「この切り返しはスカッとする」と注目を集めているのが、巧妙な詐欺の手口を描いたエピソード『息子を騙る輩に喝!』だ。
身近な人を装い、不安を煽ってお金を騙し取る「オレオレ詐欺」。今回は、パニックになりかけた父親がどのようにして冷静さを取り戻し、犯人を返り討ちにしたのか。その一部始終をみこまるさんに聞いた。
■「示談金40万円」の要求。受話器越しに聞こえた“警察官らしからぬ”異音とは?



「仕事の電話かもしれない」と、何気なく知らない番号からの電話に出たみこまるパパ。警察を名乗る男は、息子が事故を起こし、本人は仕事で立ち会えないため代理で連絡したと語った。突然の凶報に一度はパニックに陥ったが、話を聞き進めるうちに違和感が確信に変わる。
「主人はこの段階で、詐欺電話だと気付いたそうです。受話器の向こうから、タバコを吸う息遣いが聞こえてきたんですよ」とみこまるさんは振り返る。さらに男は、被害者との示談金として「40万円」を要求。怪我をしている、示談で済ませたい……といった、典型的な詐欺のシナリオが展開されていった。
■「事故を起こすはずがない」。父親が放った痛快な一言と、最新の詐欺トレンドへの警鐘
相手が詐欺グループだと見抜いたみこまるパパ。あえて泳がせてから、「息子が車で事故を起こすはずがない」とその根拠を突きつけると、相手は即座に電話を切ったという。警察官を装う偽者の化けの皮が剥がれた瞬間だった。
最近の詐欺は、声が違うことを不審がられないよう「風邪を引いて喉の調子が悪い」と伏線を張ったり、SNSを悪用したりと巧妙さを増している。「うちの息子に限って……」という親心を逆手に取る卑劣な手口に対し、みこまるさんの漫画は、冷静な判断の大切さを改めて教えてくれる。
取材協力:みこまる(@micomalu)
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