
しかしそんな不安を拭い去る出来事が起こる。「チワワ保護したんだけど!!」と震えるチワワを大事そうに胸に抱いて階段を駆け上がってきたのは、さきほどの不良生徒。「かわいがってやるから出てこいよ~」が、本当に言葉通りの意味だったなんて!?「いい人かな」と考えを改める転校生だったが、彼はピアスもしているし、腕の袖からはタトゥーの文字らしき「夜…」の字もチラリ…不穏な空気はまだまだ払拭できない。

しかし、本作を読んだ読者からは「転校してぇよ」「この学校に行きたい」「偏差値どれくらいですか?どうしたら行けますか?」という声が大渋滞!不穏そうに思えた高校は、実は全然不穏ではなく平和そのものだった!読者が転校を渇望するのにも頷ける。その魅力が徐々に明らかとなってくるので、ぜひ最後まで読んでみてほしい!
本作『善良な不良高校生の日常』を描いたのは、これまで漫画アプリ・マンガワン(小学館)で『恋せよメオト。』や『幸せな恋、集めました。』を連載していた人気の漫画家の立葵(@hiyokobeya)さんである。立葵さんは現在ガンガンコミックス(スクウェア・エニックス)にて本作を絶賛連載中だ。そんな立葵さんに詳しく話を聞いてみた。

――見た目は不良高校生なのに、実は…というストーリーですが、キャラ構想や各話のエピソードなどはどこから生まれたのでしょうか?
彼らの見た目や言動から「どんなチグハグなことをどのようにすれば、読んでいる人の予想を裏切れるか」を毎回一番に考えて描いてます!そのために、本物の不良が登場する作品をよく見て、不良キャラっぽい言動とはどういうものかをインプットしたりもしています(笑)。
――不良をインプットして、アウトプットする際にああいう風に変換されるんですね(笑)!今回チワワを抱っこして走っていた森くんですが、森くんのギャップにやられてファンになった読者も多かったですね。森くんのキャラについて教えてください。
森くんは、メインキャラ3人の中でも一番ガタイがよくて金髪なので、とても怖そうに見えるのですが、実は女子力が高くてオカン気質なところがあるキャラです。根は善良で、見た目だけ不良なところは3人共通ですね!
――『善良な不良高校生の日常』は現在単行本で2巻まで発売されていますね。本作品の魅力とは?
たぶん深く考えなくてもサクッと読める作品となっておりますので、手軽にクスッとしたかったり、ほっこりしたいときにぜひ読んでいただけるとうれしいです!

今回の転校生のエピソード回では、「オチが秀逸すぎて吹いた」「くっそ…w最後で笑っちまった…w」「笑撃のラストw」「最後で感動が台無しwww」という声が相次いだ。どうやらラスト1ページにやられてしまった読者が多かったようでコメント欄はその件で大にぎわいだった。なかには「オチで吹いてしまいました、電車の中です。どうすれば…」と動揺を隠せない読者も…!ぜひ最後まで読んでみてほしいが、電車の中で読むことだけは避けたほうがいいようだ。
取材協力:立葵(@hiyokobeya)
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