旅行会社の社員なのに「え? インドって──」新人の一言に「このまま手配していたら、、、」背筋が凍った瞬間

旅行会社の社員なのに「え? インドって──」新人の一言に「このまま手配していたら、、、」背筋が凍った瞬間

広がる不安と危機感

もし国の位置を誤解したまま仕事をしていたら、トラブルにも発展しかねません。

特にインドは1か国だけで旅行するケースが多い国です。ヨーロッパ周遊のように「隣国との位置関係」を調べる必要がなく、知識の盲点になりやすいのだと気づかされました。
基本の「基」こそ、仕事の土台になるものだと痛感したのです。

しかし、知識の幅や理解度は人それぞれ。新人となれば尚更でしょう。
会社として、社員がしっかりと基礎を学び、安定した業務を提供できるよう環境を整える必要があると思いました。

基本を見直すきっかけに

その出来事をきっかけに、すぐに大きな世界地図を購入し、オフィスのホワイトボードに貼り出しました。
新人だけでなくベテランも一緒に確認できるようにしたことで、自然と
「この国はどこだっけ?」
と会話も生まれるように。

新人スタッフの思わぬ一言が、職場全体の基本を見直すきっかけになりました。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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