人気の水草である“ウィローモス”を1年間、常湿化しながら育てた結果がYouTube動画とYouTubeショートに投稿されました。動画は記事作成時点で合わせて3万9000回再生を突破するなど注目を集めています。
動画を投稿したのは、アクアリウム初心者に役立つ情報を配信しているYouTubeチャンネル「かつやんチャンネル」。今回は水中で育てることが多いウィローモスを常湿化させた結果を紹介しています。常湿化とは、高温多湿な環境を好む植物を通常の湿度環境に対応させる栽培方法のこと。かつやんさんはウィローモスを1年間、加湿なしの屋外で育ててみたそうです。
動画ではウィローモスを水中化・水上化(高湿度栽培)・常湿化の3パターンで育てて比較した結果と、常湿化のやり方を解説してくれています。
ウィローモスはこけの仲間で、非常に丈夫であり、光が当たらなくても育つ陰性植物です。水槽に入れて育てるのが一般的ですが、条件を満たせば水上化や常湿化が可能です。
まずは一般的な方法である水中化のウィローモスを見てみましょう。水槽の中で細くて長い葉がゆらゆらと揺れています。かつやんさんによると、成長が早く丈夫に育つため初心者でも育てやすい方法だそうです。
続いて水上化のウィローモスはどうでしょうか。かつやんさんによると、加湿ケースや霧吹きを使って高湿度状態で育てると、水中葉から2~3カ月できれいに水上化するそうです。触るとふわふわして柔らかいのが特徴です。
最後に常湿化のウィローモスを見てみましょう。かつやんさんは加湿を一切せず、普通の湿度で屋外に1年間放置して育てました。
その結果、葉の形が太く短くなり、密度も増してかなり丈夫になりました。触るとブロッコリーのように弾力があり、見た目はまるでハイゴケのようです。乾燥や低湿度に耐えられるように形状が変化したようですね。水中につかっていた部分は水中葉のまま変化しておらず、常湿化した部分と、水中化のままの部分に分かれています。
水中化・水上化・常湿化の3パターンのウィローモスを並べてみると、葉の形状や構造がかなり異なることが分かります。環境に合わせて変化する様子が興味深いですね。
常湿化のやり方はとてもシンプル。かつやんさんはまず、室内で水上化させてある程度慣らした後、春先に屋外に移してメダカ水槽に入れました。水槽では半分から3分の2を水面に出した状態で、エアレーションのしぶきで湿度を補ったり、日陰や風通しの悪い場所を選んだりすることで乾燥を防いだそうです。
すると、1~2カ月程度で枯れるところはどんどん枯れていき、活着していた場所から常湿化した葉に入れ替わります。ここまできたらあとは放置するだけ。無添加・無加湿でも環境に適応しながらちゃんと育つとは、ウィローモスの生命力がすごい!
この投稿に対し、YouTubeでは「初めてウィローモスを美しいと感じました。これはすごい!」「モスの生命力の強さを感じますね」「ハイゴケとかそんな園芸用のコケに見える」「モス欲しくなってきた」などの声が寄せられています。
かつやんさんはこのほかにも、YouTubeやブログ「たなごGo!」、「コリ物語」でアクアリウムに関するお役立ち情報を発信中です。
画像提供:かつやんチャンネル(@katsuyanch)さん

