武田梨奈が主演を務める「ワカコ酒 Season9」(毎週水曜深夜0:00-0:30、BSテレ東ほか／TVer・Leminoにて配信)の第2話が10月8日に放送された。同僚に触発されてウォーキングを始めたワカコ(武田)。その途中で発見した中華料理の店で酒と料理を楽しむ様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■“女ひとり酒”を堪能するOLの物語
本作は、新久千映の同名漫画を原作に、「酒飲みの舌」を持って生まれた26歳のOL・村崎ワカコ(武田)が、「ぷしゅー」の決めせりふで“女ひとり酒”を堪能するシリーズの最新作。
シリーズ第9弾となる今作では、地方ロケも実施。ワカコが北海道や福島を訪れ、この土地ならではのグルメや酒を楽しむ。
ワカコの行きつけの店「逢楽」の大将(野添義弘)や店員・青柳(鎌苅健太)、ワカコの会社の同僚である、みぃさん(山田キヌヲ)、アベちゃん(渡部瑞貴)ら、おなじみメンバーも登場する。
■ワカコはいつもより長く歩いて帰る途中で中華料理店に立ち寄る
ある金曜日の仕事終わり。ワカコは同僚のアベちゃんが“ポイ活”でウォーキングを始めたことに感化され、一つ前の駅から歩いて帰ることに。その途中、「そろそろ冷たいのど越しが欲しいな」と思っていると、飲み屋街を発見。その中にあった中華料理店の雰囲気に惹かれ、入店した。
「冷たいものが欲しい。でも味のしっかりしたものがいいな」と思いながら見つけたのは、「ピータン豆腐」。さらにメニューをめくると、紹興酒やワインも充実していて悩みつつ、青島ビールのプレミアムに決めた。
ビールと一緒に運ばれてきたのは、すり鉢に入ったピータン豆腐。早く食べたい欲望を抑えつつ、まずはビールを一杯。人心地ついたところで、すりこぎで混ぜ合わせたピータン豆腐をパクッ。「ごま油が沁みた豆腐のうま味とピータンの凝縮されたうま味。そこに山芋のツルツルとカリカリきゅうりの食感が加わって、味わったことのないピータン豆腐が展開されていく」と、その味わいを堪能した。
続いて注文した「ムキエビのフリット マヨネーズソース」と、紹興酒の飲み比べセットを楽しんだワカコ。「1週間がんばったご褒美。話し声や調理の音が心地よく、外飲みの実感を、おいしさを増してくれる。歩いてみたからこその出合いに乾杯！」と思うのだった。
■休日のウォーキングで町中華の人気店を発見
休日、ワカコはウォーキングシューズを履いて本格ウォーキングに挑戦。その途中で、行列ができていた“町中華”の店を発見する。
そこは先に会計するスタイル。「店員さんをお待たせしたくないから早く決めたい」と焦りつつ、「でもメニュー選びにはしくじりたくないし」と思っていると、メニューの中に「野菜炒め定食」を見つけた。ワカコは、店員に定食を単品にできるか確認したうえで、野菜炒めと瓶ビールを一緒に頼んだ。
さっそくビールで渇いたのどを潤すワカコは、おなじみの「ぷしゅー」が飛び出る。そして「運動してからの昼飲み。なんと正しい休日の過ごし方」と笑顔に。
客のにぎわいや、目の前の厨房から聞こえる中華鍋を振る音に耳を傾けつつ、年期が入っているが清潔に整えられた店内を見て、「きっとお料理も丁寧な味なんだろうなぁ」と期待が高まる。そこにボリュームたっぷりの野菜炒めが運ばれてきた。ワカコは夢中になって野菜炒めを口に運び、あっという間にビールも飲み干して、もう1本追加。さらに餃子も注文した。
「また歩いて、すてきなお店に出合いたいなぁ」と思ったワカコ。週明け、みぃさんもワカコと同じように感化されてウォーキングをし、途中ですてきなスイーツ店を見つけたことが明かされた。2人に、いい出合いがあったことが喜ばしい気持ちにもなった。
視聴者からは「やはり運動後の酒はうまいということが分かりましたね」「運動後ってなんか飯と酒が美味いよね」「こういうウォーキングならしてみようかしら」「ウォーキングのあとのビールいいね」などの共感に加え、「運動したのに呑んで食べるワカコに笑ってしまった」という声も寄せられた。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
