永作博美“みなと”と中沢元紀“渚”がつかんだ今の親子関係の「いい距離感」<時すでにおスシ!?>

永作博美“みなと”と中沢元紀“渚”がつかんだ今の親子関係の「いい距離感」<時すでにおスシ!?>

思い出の公園で思いを打ち明け合うみなと(永作博美)と渚(中沢元紀)
思い出の公園で思いを打ち明け合うみなと(永作博美)と渚(中沢元紀) / (C)TBS

永作博美が主演を務める火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第7話が5月19日に放送された。鮨アカデミーの授業で、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと成長するにつれて名前が変わるブリの扱いを学ぶみなと(永作)。それに合わせるように、成長して社会人となった息子との“距離感”をアップデートする様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■50歳の主人公が第二の人生を歩み出す姿を描く“人生応援ドラマ”

本作の主人公は、14年前に夫を亡くして以来、一人息子のためにまっすぐに生きてきた50歳の待山みなと(永作)。スーパーの正社員として働く一方、子育て卒業という大きな一区切りを迎え、ひょんなことから3カ月で鮨職人になれる“鮨アカデミー”に通うことに。さまざまな出会いによって自分のために生きる一歩を踏み出していく姿を描く。

みなとが通う鮨アカデミーの堅物講師・大江戸海弥役を松山ケンイチ。みなとの個性豊かなクラスメートとして、大手コンサルティング企業からキャリアチェンジを図る柿木胡桃役をファーストサマーウイカ、寡黙だが誰よりも鮨を学びたいという意欲にあふれる森蒼斗役を山時聡真、仕事をリタイア後に趣味として鮨を習いにやって来たダンディーで多才な紳士・立石船男役を佐野史郎。また、みなとのかけがえのない一人息子・渚役を中沢元紀が務める。

■みなとが息子・渚の抱えている思いを聞く

社会人となった渚との「いい距離感」に悩むみなと。体調を崩して実家で療養中の彼が抱える思いの核心に触れられないままだったが、ある場所に誘われた。そこは、夫・航(後藤淳平)が生きていたころに家族でよく来ていた公園。

渚が話し出す前に、過去の思い出がよみがえったみなとが話し始めた。航が亡くなってから毎朝、「今日も一日、お父さんがいない分、渚のためにがんばろう」と自分に言い聞かせていたというみなと。「そうしないと負けちゃいそうだったから」だ。でも、それが渚には重荷になってしまったのだと謝る。

すると渚は、「謝らないでよ。いつだって…いつだって助けられてたから。母さんの手に」と涙ぐみながら語る。父の葬儀のあとに「大丈夫だよ」と握ってくれた手、慣れないキャッチボールをしてくれた手、毎朝当たり前に朝ごはんと大きなお弁当を作ってくれた手、大学受験や就活で自分以上に喜んでハイタッチしてくれた手。それらがあって「もっと、もっとがんばろう」と思ったのは確かだった。

しかしそれが「がんばらなくちゃ」になって、やがて「期待どおりにならなかったらどうしよう」と思うように。同時に、社会人となって寮生活が始まって身の回りのことが当たり前にできない自分に落ち込み、新幹線の運転士の研修も自分だけ器用にできなくて、そういうことが積み重なって、いっぱいいっぱいになってしまったと打ち明けた。

■本音を明かしたみなとと渚が見つけた親子の「いい距離感」

渚の思いを聞いたみなとは、就職で家を出た日、また先日酔いつぶれてしまった自分を背負って家まで運んでくれたときに、「立派な背中になったなぁ。大きくて、優しい背中になったなぁ」と感じたと明かした。

そして「もう、その背中に、何も背負わなくていいんだよ。渚の夢は、渚のものだから」と告げた。

そんなみなとに、「俺、やっぱ運転士になりたい」と宣言し、「ありがとう、ずっと」と感謝を言葉にした渚。みなとは、たまらず涙を流した。

公園のあとは、かつてのお決まりのコースだった回転寿司店へ。イカの握りが2皿届いて、間違えたかと思うみなとだったが、1皿は渚が注文した分だった。今までイカの握りが苦手だった渚は、鮨アカデミーの体験授業で大江戸が握ってくれたものを食べて感動したこともあって、「俺も大人になったわけよ」と味覚でも“成長”を見せた。

渚が仕事に戻る日、見送るみなとに渚が求めたのはグータッチ。これまでの背中をトンと叩くのではなく、「このくらいがちょうどいいかなあと思って」と見つけた新しいスタイルだ。

鮨アカデミーのクラスメートたちいわく「アップデート」した、親子の「いい距離感」での新たな始まり。

視聴者からは「先週から涙腺緩みっぱなし」という声とともに、「親子のいい距離感って難しいけど待山親子とっても素敵です」「グータッチいいね」「グータッチにアップデート」「待山親子の空気感がいい」「本音も言えるようになって更に素敵な親子になるね」など感動の反響が相次いだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部


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