
鈴木福とあのがW主演を務めるドラマ「惡の華」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東系ほか/ディズニープラス・Leminoにて配信)の第6話が5月14日に放送された。髪を短く切って仲村とそっくりの髪型になった佐伯(井頭愛海)にゾッとさせられた。Xでも、「佐伯さんが仲村さんみたいに… 」「佐伯さん覚悟が決まりすぎだよ 髪切って自首しないでー」「佐伯さん完全にホラーです」「佐伯さん爆発してんな~」「いややはり井頭愛海が素晴らしすぎる」「佐伯さんにただならぬ狂気を感じる」などのコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
■思春期の暴走を描く壮絶な青春物語
本作は、電子コミックを含め全世界累計325万部突破の、押見修造氏による同名漫画が原作。群馬県・ひかり市を舞台に、思春期の心の変化を中学編、高校編、そして未来へと続く話として全12話で描く壮絶な青春物語。
鈴木は、ボードレールの詩集「惡の華」を愛読していることで自分は他のクラスメートとは違うと思い込んでいる、主人公である中学2年生の春日高男を演じる。地上波ドラマ初主演となるあのは、自分の考え・感情・欲望に忠実であるが故に、本能や欲望を隠して生きる人間たち(クソムシたち)にいら立ちを隠せず、周囲からは理解不能に見えてしまうトラブルメーカーで、春日をほん弄する仲村佐和を演じる。
他に、春日や仲村の同級生であり、春日が盗んでしまった体操着の持ち主である、憧れのクラスメート・佐伯奈々子役に井頭、春日らのクラスメートの一員で血気盛んな性格の木下亜衣役として須藤千尋が共演。また、高校編から登場し、社交的で明るいがどこか仲村の面影がある常磐文役を中西アルノ(乃木坂46)が演じる。加えて、春日の父・哲男役を長谷川朝晴が、春日の母・静恵役を中越典子が、佐伯の母・まゆみ役を紺野まひるが、仲村の父・和之役を堀部圭亮が、仲村の母・志野役を雛形あきこが務める。
■春日は佐伯の体操着を盗むところを仲村に見られてしまう
舞台は群馬県・ひかり市。山々に囲まれた場所に住む中学2年生の春日高男は、毎日閉塞感を抱きながら生きていた。そんな彼の心を救っていたのはボードレールの詩集「惡の華」。
ある日の夕方、春日が忘れ物を取りに教室に戻ると、憧れのクラスメート・佐伯奈々子の体操着が落ちる。春日は、いけないと思いつつも体操着を衝動的に盗むが、その一部始終をクラスの問題児・仲村佐和に見られていた。翌日、仲村は、秘密にする代わりに春日と主従関係にも似た契約を結ぶ。
■佐伯「昨日の河川敷の火事、私が火をつけました」
春日が作った秘密基地に気持ちが高まる仲村。そんな仲村を見た春日は何とも言えない高揚感を覚え、仲村の期待に応えようと夏休みの計画を練り始める。
一方、佐伯は下着を盗んだ犯人が春日だと気付く。自分だけ盗まれなかったことで、春日への執着と仲村への嫉妬心が沸いた佐伯は、ある日、秘密基地に春日を呼び出す。
佐伯は春日を押し倒して、半ば強引に体を重ねる。
秘密基地から逃げるように出てきた春日がパチパチという音を聞いて戻ると、秘密基地が激しく燃え盛っている。
野次馬も来て騒然となるなか、仲村も来ており「春日くん、何これ?」と尋ねる。春日が答えられないでいると「こんばんは!仲村さん」と佐伯がやけに明るい声で挨拶する。
「ねぇ!聞いて聞いて!私、春日くんと…しちゃった!」と佐伯は嬉しそうに笑う。「しちゃった?何を?」と仲村が聞くと、「結ばれたってことだよ。春日くんと私が」と佐伯が嬉しそうに答える。
仲村は「だから何?やりたきゃ勝手にやれよ。どうでもいいよ」と無表情で言い、「春日くんはね、仲村さんに逃げてただけなの」と佐伯は言う。
「甘えてただけなの。でも、私が受け入れてちゃんと一緒に前を向いてあげたから、もう仲村さんは必要ないの。ねぇ、今どんな気分?春日くんをとられて、全部燃えちゃって、どんな気分?」と佐伯は切々と語りかける。
「くだらない。本当にくだらないね」と仲村が告げると、佐伯は顔色を変えて仲村を平手打ちし「くだらなくない!そうやってずっと私のことバカにして見下して!」と目に涙をためながら訴える。
すると仲村はいきなり佐伯を抱きしめ、佐伯は振り払おうと悶えて「離して!言いなよ、悔しいって。春日くんを取られて悔しいでしょ!言ってよ、悔しいって!…どうして私は仲村さんじゃないの」と涙を流す。
仲村は抱きしめるのをやめて佐伯の目を見て「やっと吐き出したね。でも、お前の中身は蝿よりただれてるよ。お前になんか、死んでもわかってたまるか」と言うのだった。
翌日、警察署。佐伯がやってきて、警官に「あの、昨日の河川敷の火事、私が火をつけました」と言って静かにほほ笑むのだった。
髪を短く切って仲村とそっくりの髪型になった佐伯にゾッとさせられた。Xでも、「佐伯さんが仲村さんみたいに… 」「佐伯さん覚悟が決まりすぎだよ 髪切って自首しないでー」「佐伯さん完全にホラーです」「佐伯さん爆発してんな~」「いややはり井頭愛海が素晴らしすぎる」といったコメントが寄せられた。
◆文=入江奈々

