アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは、昔から食べても太らず、ストレスがかかると、そこからさらに痩せてしまう体質です。認知症が判明したころは身長153cmで35kgしかありませんでした。ストレスの主な原因は、ワフウフさん姉妹の父でもある夫の存在。それが、施設に入って物理的な距離ができたからなのか、なんと体重は41kgまで増加していました! いつも着ていた洋服もきつくなるくらい太っていて、ワフウフさん姉妹もびっくりです。しかし、食事がしっかり管理されている現在の環境で体重が増えているのであれば、ストレスがなくなったことに対して体が素直に反応しているのだと思うので、ワフウフさん姉妹としてはうれしい変化です。
怒られたことはすっかり忘れたようで
あーちゃんは、お店のメニューに書いてある文字を読むことはできても、何が書いてあるのかまでは理解できなくなっている様子。メニューを決めるときは、ワフウフさん姉妹がプライドを傷つけないような誘導で決めていますが、いざ料理が到着しても、食べ方がわからなくなっていることも……。そうかと思えば、スイーツに関しては理解が早く、ワフウフさんは気が抜けません。そんな中、父から、毎月の生活費を請求するメールが届きました。そこには「この生活費請求が定期的に届いている間は、私は健在だと思ってOK」と書かれていて、父のお金への執着ぶりに、恐怖を感じていたワフウフさん姉妹でした。

あーちゃんが暮らす施設には1台しかエレベーターがなく、待ち時間が長くなることも。職員さんは階段を使いますが、入居者は使用禁止です。しかし、施設に入居したばかりのころ、あーちゃんは階段を使ってしまいました。

そのときは職員さんに見つかり、かなり強く怒られたようで……。

もともとルールを守る真面目な性格のあーちゃんは、かなり気にしていて階段に近づかなくなりました。

しかし先日、姉・なーにゃんが施設に行くと、ケアマネさんからあーちゃんが階段を使ったと報告されました。

そこで、なーにゃんがあーちゃんに強く注意すると……。


あーちゃんは言い訳ばかりで悪びれる様子はありませんでした。この調子だと、また外に出ようとしてしまわないか、かなり心配です……。
あーちゃんが暮らす施設には、エレベーターが1台しかありません。あーちゃんの部屋がある階からスタッフルームがある階に行くには、職員さんにいちいちお願いして、エレベーターのロックを解除してもらう必要があり、かなり時間がかかります。車椅子の入居者さんも多いため、エレベーターの待ち時間は長くなってしまうのです。
職員さんは、エレベーターを待たずに階段を使いますが、入居者さんたちは危ないからという理由で階段の利用は禁止されています。しかし、入居したばかりのころ、あーちゃんは「ひとりでは外に出してもらえないじゃない? 散歩もできなくて運動不足になるから、階段を歩きたかったのよ」という理由で階段を使ったことがありました。そのとき、職員さんに見つかってかなりきつく怒られたようで、もともとルールを守る真面目な性格のあーちゃんは、かなり気にしていて階段には近づかなくなりました。
しかし、先日姉・なーにゃんが施設に行くと、ケアマネさんから「あーちゃんさん、階段を使ってしまったんですよ!」と報告されたのです。どうやら、エレベーターが点検中で使えず、施設内のレクリエーションに参加したかったあーちゃんは階段で移動してしまった模様。なーにゃんが「ダメでしょ!」と怒っても、まったく悪びれる様子もなく「普段は使ってないわよ!」と反論するだけ……。あれだけ怒られたこともすっかり忘れてしまったようで、このまま外出しようとしないか、心配です。
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今のあーちゃんは、とてもひとりで外出できる状態ではないため、もし階段で誰にも気付かれずに外出してしまったら……と考えると、怖いですね。今後も同じことが起きるかもしれませんが、あーちゃんの身の安全にも関わることなので、根気強く何度でも強く言い聞かせていきたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。
2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

