
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、みこまるさんの漫画「ふつうはそうだ」。
みこまるさんは中学受験の葛藤や心情をリアルに描いた小説「翼の翼」(光文社刊 原作・朝比奈あすか)のコミカライズ作品にて作画を担当している。
作者であるみこまるさんが3月19日にX(旧Twitter)に本作「ふつうはそうだ」を投稿したところ、2700件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではみこまるさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
■作者・みこまるさんの”一人称”が変わった出来事とは…
作者であるみこまるさんは、幼少期に自分のことを「みこちゃん」と呼んでいた。しかし「私」に変わったきっかけをはっきり覚えているという。それは幼稚園の同級生・ユミちゃんとの何気ない会話だった…。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「子供らしいエピソード」「深くていい話!」「これ小一の時に先生から同じ事言われたことあるわ」「うぐっ…とささる幼心へのショックが伝わってきました」「まったく同じ経験したことあって心臓えぐられました」などのコメントが寄せられている。
■『皆さんにもそういうふうに一度当たり前の「私」を振り返ってみたら面白い発見があるのではないかな』作者・みこまるさんの作品へのこだわりとは

――「ふつうはそうだ」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
作中に出てくるユミちゃんのことは前からいつか漫画にしてやろう、と思っていたのです。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
「ユミちゃんは人には言うくせに結局自分は最後までユミちゃんだった、全くユミちゃんったらもう。」という話を描こうとしたのですが、描いているうちに「私」とは…?と考えるようになりました。皆さんにもそういうふうに一度当たり前の「私」を振り返ってみたら面白い発見があるのではないかなと思います。
――本作の中で特に印象に残っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「自分のこと名前で言うの変だよ」ですかね…。言われてみれば大人になっても自分のこと名前で呼ぶ人は少ないので、いつから私になるのか、どう言う時私になるのか、という点は話してみたら面白いかもしれませんね。
――コミックエッセイや小説「翼の翼」コミカライズなど多彩なジャンルの作品を描いていらっしゃいますが、漫画を描く際にこだわっていることがあればお教えください。
コミカライズでしたら、キャラクター達が原作者さんの作った世界にちゃんといるように描く、でしょうか。他の作品も、商業的なものならば求められているように描かせていただきます。(柔らかいタッチなのか、青年誌っぽくなのかなど…)全くの自分のオリジナル作品は、描き込みたいので、アナログで細かく描いたりなどです。
――今後の展望や目標をお教えください。
AI技術がこれからますます進化していくかと思います。期限が許されるならそんな中逆行してアナログで執念深く描いてみたいな、などと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
これからも発表を続けますのでまたお目にかかる機会があれば嬉しいです。ありがとうございます。

