公共の場での閲覧行為に「日本社会も異常」と怒り
今回の事件で特にユーザーの怒りを買ったのが、影山氏が飛行機内という公共の場で、隠すことなくタブレットを使用して画像を閲覧していた点です。
「58歳の社会的地位ある男が公共の場で10歳女児ポルノを見てもOKだと思ってるのが日本社会の異常さ」
「人の目のあるところで堂々と見る想像力の欠如がヤバい」
といった非難が殺到しました。地位ある人間が公衆の面前で「許されない行為」に及んだ事実が、怒りをさらに増幅させる結果となっています。
この議論は、日本の現状にも飛び火しています。服の皺や影によって局部や胸のシルエットが浮かび上がっているような、性的要素を含む「萌え絵」の公共の場での使用は、SNSでもたびたび大きな批判と議論を呼んでいます。影山氏が主張したとされる「AIが生成したもので芸術の一環として見ていた」という言い訳にも、「気持ち悪くてフォローできない」「しんどい」など辛辣(しんらつ)な言葉で非難されています。
「芸術って言い訳、何でも貼り付けられそう」「街中でアニメポルノ掲示して『表現の自由~』っておかしい」など、「日本の公共空間における未成年者の性の商品化に対する許容度の高さ」を糾弾する意見も多く見られました。
法改正への要望高まる
Xではハッシュタグ「#児童ポルノ」がトレンド入りするなど、この事件は単なる一スキャンダルにとどまらず、日本社会の児童保護意識の低さを問い直す契機となっています。
Xユーザーからは「法改正を」「国際基準に合わせろ」といった政策提言が相次ぎ、署名運動の兆しすら見え始めています。日本社会における児童ポルノ規制の議論がさらに過熱しそうです。
(LASISA編集部)

