築160年の古民家で暮らす女性→手作りした“昔ながらの朝ごはん”に「ばあちゃんの姿思い出した」「憧れる」

築160年の古民家で暮らす女性→手作りした“昔ながらの朝ごはん”に「ばあちゃんの姿思い出した」「憧れる」

 築160年の古民家で暮らす女性がかまどで作る、昔ながらの手作り朝ごはんがYouTubeに投稿されました。静かな雰囲気の中で作られる食事が「おいしそう」「憧れる」と反響を呼び、記事執筆時点で31万回以上再生され、5700件を超える高評価を集めています。

 動画を投稿したのは、兵庫・丹波篠山にある築160年の古民家に住むなるみさん。YouTubeチャンネル「narumi」では、四季折々の里山の景色や、農村の古民家での暮らしをVlog形式で発信しています。

 今回は、かまどで作る昔ながらの朝ごはんを紹介。まず、羽釜に10合のお米を入れて研いでいきます。お米を浸水させている間に豚汁の下準備。大根とニンジンはいちょう切りに、白ネギは斜め切りに、ショウガは千切りにします。香りがよく体が温まるので豚汁にはよくショウガを入れるそうです。

 豚バラ肉を切ったら材料の準備は完了。愛犬の柴犬「小雪」ちゃんが土間の台所を歩き回るかたわらで真ん中のかまどに火を入れます。これは豚汁用です。そして、その右のかまどではごはんを炊きます。ごはんのほうは薪を少なめにして弱火から始めます。

 豚汁のお湯が沸いてきたら具材を入れます。ここで、こんにゃくと豆腐も加えます。味噌を溶いて味付けをしたら味見。なるみさんは、うんうんという感じで静かにうなずきました。

 ごはんのほうはだいぶ沸騰してきたので、燃えている薪を抜いて火力を調整して再び弱火に。炊きあがりでフタを開けてみるといい感じに炊けていました。さっそく、ごはん茶碗によそい、今食べない分はおひつに入れておきます。伝統的なおひつを使うと、木がごはんの水分を保ってくれるので冷めてもおいしいそうです。

 ごはんと豚汁の準備ができたので、残りのおかずも盛り付けます。まずは、3日前に仕込んでいた自家製の納豆です。

 納豆作りは最初に、一晩水に浸しておいた乾燥大豆をザルにあげて水気を切り、蒸しカゴに入れて約2時間蒸します。その間に、ボウルへひきわり納豆大さじ1とお湯大さじ2を入れて混ぜておき、蒸しあがった大豆を熱いうちにそこへ入れてさらによく混ぜます。

 その大豆を大きめのバットに平らに広げてラップをして空気穴を開けたら、こたつに入れて40度の温度を24時間保ちます。そのあと、冷蔵庫で1日寝かせたら納豆の完成です。なお、この一連の工程で使用する調理器具は事前に熱湯消毒しておく必要があります。

 次に、2日前から仕込んでいた大根とキュウリの塩漬けも盛り付けます。これは、江戸時代の料理本に載っていた「大根早漬け香の物」を参考にしたもの。まず、大根とキュウリを大きめに切り、大根の葉を避けてお湯をかけます。お湯をかけると味が染みやすくなるそうです。

 お湯を切ったら、酒大さじ1と塩90グラムをなじませ、重しをして1日置きます。できあがったものは水分がだいぶ出ていてしっかり漬かっているもよう。少し塩辛かったので1回水で洗いました。

 最後にかつお節を削ります。最初に表面のカビを拭き取りますが、これは製造工程で付けられたもので食べても害はありません。かつお節は黒い皮の付いていない頭のほうから削っていきます。

 食卓にごはんと豚汁、納豆、大根とキュウリの塩漬け、かつお節、生卵を並べたら朝ごはんの準備が整いました。ごはんにはたっぷりのかつお節と生卵の黄身を載せ、しょうゆをかけていただきます。すごくおいしそう……!

 シンプルだけどていねいに手間をかけた昔ながらの朝ごはんを、なるみさんは「本当にぜいたくな朝ごはんです」と紹介しています。

 昔ながらのごはん作りと食卓の様子に、「良いなあ、憧れる。ご飯美味しそう、食べたい」「この『日本人に生まれて良かった』と実感するご飯……最高ですね」「昔はこの手間が当たり前だったんですよね。美味しそう」というコメントが寄せられています。

 また、実際にかまどで調理していた記憶を持つ人から、「50年以上前のばあちゃんの姿思い出した。懐かしい」「懐かしくもあり、当時の厳しかった生活が思い出されます」「おばあちゃんの家の台所、かまどは懐かしいです」という声が届いています。

動画提供:YouTubeチャンネル「narumi」

配信元: ねとらぼ

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