
「冬の布団、家で洗えたらラクなのに…」そう思いながらも、どう洗えばいいのかわからず、干すだけにしてしまうこと、ありませんか? 今回は、掛け布団を自宅で洗うときのポイントをプロに教えてもらいました。2日連続の天気のいい日を選んで、洗って乾かして、そのまま気持ちよく収納まで進めましょう。

教えてくれたのは▷ハナさん
おうちクリーニング研究家。20年以上、自宅クリーニングを試行錯誤。「誰でも家庭で洗える」をコンセプトに洗濯情報をHP「ハナの洗濯ラボノート」で公開。Yahoo!ニュース エキスパートとしても発信。
掛け布団

収納前に水洗いするとスッキリ! 羽毛飛び出しに備え寝具専用ネットに入れて
カバーだけでなく、掛け布団も水洗いしておくと来シーズン気持ちよく使えます。万が一、中の羽毛がたくさん飛び出すと大惨事。自宅でもコインランドリーでも、必ず寝具専用の目の細かいネットに入れましょう。
【失敗あるある】
布団がぺしゃんこになってしまったり、干し方が甘いとカビが発生したり。とはいえ洗わないと汚れが蓄積し、イヤな臭いに……。
■成功のポイント
1.洗濯機の容量を確認する

掛け布団の洗濯に必要な洗濯機の容量は、シングルの布団で5kg以上、セミダブルは7kg以上、ダブルは10kg以上。おしゃれ着用洗剤を使い、柔軟剤は使いません。
2.エラーが出たらネットから出す

脱水の際は布団が偏ってエラーが出ることも。緊急措置として、ネットから出して広げると脱水しやすくなります。羽毛を傷めないよう、高速回転に入ったら、1分で止めましょう。
3.丸2日干す

さおを2本使うなど、風通しよく干します。晴れが続く日を選び、丸2日干しましょう。ぬれた羽毛はデリケートなので、1回表裏を返す以外は、乾くまで触りません。
4.振りさばく


ぺしゃんこになっても大丈夫。完全に乾いたら、空気を含ませるように、上下左右にバサバサと振りさばきましょう。羽毛が膨らみ、ふんわり感が復活します。
冬物寝具収納のポイント
ワンシーズン使った寝具は、目に見えない汚れや湿気が。しまう前に、しっかり取り除きましょう。できるだけ洗ってからしまう
使えば皮脂がつき、汚れは蓄積します。何年も洗わないと、菌やダニが発生するおそれも。洗濯可能な素材であれば、しまう前に水洗いして落としましょう。
洗えなければしっかり干す
洗えない素材は、しまう前に消臭スプレーをかけたり、干して湿気を飛ばしたりしましょう。黒い布団干し袋を使うと、熱を吸収してダニ退治の効果もアップ。
羽毛布団は圧縮しない
羽毛布団を圧縮すると羽毛が傷み、ふんわり感が戻らないことも。通気性のいい不織布やネットに入れて収納します。できるだけ一番上にしまいましょう。
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今回のポイントを押さえて、寝具も洗濯して収納しておくことで、次の季節が気持ちよく迎えられます!
撮影/ハナ イラスト/島内美和子 編集協力/及川愛子
文=徳永陽子

