<ドラマアカデミー賞>監督賞は「ばけばけ」チーム 演出のこだわりは「“分かりやすさ”は優先しない」(村橋直樹監督)

<ドラマアカデミー賞>監督賞は「ばけばけ」チーム 演出のこだわりは「“分かりやすさ”は優先しない」(村橋直樹監督)

連続テレビ小説「ばけばけ」チームが第127回ドラマアカデミー賞で監督賞を受賞
連続テレビ小説「ばけばけ」チームが第127回ドラマアカデミー賞で監督賞を受賞 / (C)NHK

ザテレビジョンがおくる2026年1~3月放送ドラマを対象とした「第127回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」の受賞作・受賞者を発表中。監督賞は、高石あかり主演の連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)を手掛けた村橋直樹監督、泉並敬眞監督、松岡一史監督、小林直毅監督、小島東洋監督が受賞した。

■小さい“さざ波”のドラマを読み取ってもらうことを目指しました

同作は、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの妻・小泉セツをモデルにした夫婦の物語。「小泉八雲や怪談というテーマを表現したやや暗めで幻想的な映像」「心理描写が繊細で、セリフのない静かな場面も印象的」と半年間、魅了した。

村橋監督は、「監督賞を頂けて光栄です。演出の賞ではありますが、キャストとスタッフ全員の総合技術が評価されたと思っています」と喜び、「『―ばけばけ』ではこの枠に求められがちな“分かりやすさ”は優先せず、モデルとなった小泉八雲・セツ夫婦の人生がそうであったように小さい“さざ波”のドラマを読み取ってもらうことを目指しました」と演出に込めた思いを明かした。

■演出家の役割は“怖さを取り除くこと”

現代劇のような掛け合いも特徴的だったが、村橋監督は「舞台は明治時代ですが、ふじきみつ彦さんの脚本の魅力である現代的なセリフのやりとりは、そのまま演じてもらいました。演出家の役割は、みんながやりたいことをやるときに怖さを取り除くこと。ふじきさんにもキャストにも『責任は取るから、思いっきりやって』と伝えました」と語り、「みんなの才能がこの世界観を成立させてくれたことに、改めて感謝したいです」とキャスト・スタッフへの思いを述べた。

※高石あかりの高は正しくは「はしごだか」

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