
ハンドレッドは、福島県の酪農業が抱える課題解決と、牛と人が共生する社会の実現を目指し、国内わずか0.1%台の希少な「ブラウンスイス牛」のミルクを活用したチーズ・ヨーグルトづくりに挑戦する。その実現に向けたクラウドファンディングを、9月23日(火・祝)~11月30日(日)の期間、For Goodにて実施している。
牛も人も自然も豊かになる「循環型」の酪農を目指して

東日本大震災以降、福島県の酪農家は激減。さらに近年の飼料高騰や後継者不足は、特に小規模な牧場にとって深刻な問題となっているという。
ハンドレッドは、日本の酪農業発展の礎となったこの福島の地で、こうした逆境に立ち向かい、未来へと続く新しい酪農の形を創りたいと強く願っている。
ハンドレッドが目指すのは、乳量のみを追求するのではなく、牛一頭一頭の健康を最優先に考え、牛も人も自然も豊かになる「循環型」の酪農。この想いを実現するため、付加価値の高い製品を開発し、小規模でも持続可能な事業モデルを確立する挑戦として、今回のプロジェクトを立ち上げた。
希少な牛のミルクを使用したチーズの開発
プロジェクトの核となるのは、国内にわずか0.1%台しかいないという希少な「ブラウンスイス牛」のミルク。ホルスタイン種に比べ乳量は少ないものの、ミルクに含まれる乳脂肪分や乳たんぱく質の割合が非常に高く、チーズにした際に濃厚で豊かな風味とコクを生み出すのだそう。

現在開発中の試作段階のチーズイメージ
この卓越したミルクのポテンシャルを最大限に引き出すため、チーズ世界大会の受賞経験を持つ水野氏に協力を依頼。世界に通用する品質のプレミアムチーズ開発を目指している。
