高級マンションで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産を狙ったことが原因で離婚しており父子家庭に。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの、お金の話題ばかりでユウトくんは嫌気が差します。そんなある日、いつも通り知佳さんのマンションに向かうと、入り口で不審な動きをする麻里さんの姿が。何をしているのか聞き出そうとするも、麻里さんは頑なに口を閉ざします。どうせお金が欲しいだけだと察したユウトくんは、「もう来ないでくれ」と麻里さんを突き放しました。それ以降、麻里さんは知佳さんのマンションに姿を現さなくなりましたが、今度はポストに脅迫めいた手紙が投函されます。麻里さんの仕業に違いないと思ったユウトくんは、学校に行く前と帰りに入り口を見張ることにします。すると数日も経たないうちに犯人と思われる人物の姿が。しかし犯人は麻里さんではなく全くの別人。ユウトくんは犯人に襲われそうになるも、麻里さんの登場により無傷で済みました。その後、警察が入ったことにより、犯人は無事捕まりました。ひと段落したところでお礼を告げて帰ろうとすると、祖母がお礼も兼ねて麻里さんを一度うちに呼びたいと言ってくれます。その言葉に嬉しくなりながら最寄り駅に向かうと、ユウトくんを待っている麻里さんがいました。ユウトくんは麻里さんへ犯人が逮捕されたことと、疑ったことへの謝罪、そして「これからはもっとたくさん話そう」と提案しました。
これ以上自分を嫌いになりたくないからと頭を下げる母


駅で待っていた母に犯人が捕まったことを告げ、疑ったことを謝ると、「これまでの態度じゃ疑われて当然だし」と決まり悪そうに母が言います。そんな母へ、おばあちゃんが「犯人を捕まえるのに協力してくれたお礼に一度呼びたい」と告げると、母も日にちが決まったら知らせて欲しいと言いました。僕はさらに「これからはお互いを知るためにもっと話そう」と提案すると、母も「そうしましょう」と言ってくれました。
そして当日。「こんにちは。お招きありがとうございます」と挨拶をする母に、おばあちゃんも「いらっしゃい、麻里さん」とにこやかに返します。

知佳さんが「麻里さん、今回はありがとうデシタ。無事、犯人も捕まり、解決しまシタ」とお礼を告げます。するとユカさんも「ごめんなさい、私、最初は麻里さんを少し疑っちゃいました」と言い、僕も「100%母さんだと思ってました。ごめん・・・」と謝りました。

そんな二人に「いいの、いいの。私こそ、知佳さんにもユカさんにも、意地悪したり、悪口言ったり・・・本当にごめんなさい。そして、それを息子にも見せてしまって、情けないです」と母も謝ります。そこでおばあちゃんが「はい、仲直りね」とほがらかに告げました。

母は続けて「今日は機会をいただけて、ありがとうございました。ユカさん、ユウトのご飯、これからもよろしくお願いします」と日頃の感謝を告げます。そんな母にユカさんも「こちらこそ、ユウト君にはマナの相手をしてもらって、いつも助けられてます」と言いました。

さらに母は、知佳さんにも「知佳さん、本当にごめんなさい。信頼できないかもしれないけど、これからも、あなたのことをは黙ってる。これ以上、自分を嫌いになりたくないから・・・お仕事がんばってください」と頭を下げました。「麻里さん・・・」知佳さんは、母の態度に戸惑っているようです。
麻里さんのしおらしい態度に、ユカさん達も戸惑っているようですね。たしかに今までの態度からはあまり想像がつきませんが、今回の事件で麻里さん本来の性格が表面に出てきたのかもしれません。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

