
BSテレ東の開局25周年記念番組「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(毎週土曜夜10:00-10:30)通称“じばせん”。超倹約家のオードリー・春日俊彰が自腹で最高の一杯を楽しむドキュメンタリー番組だ。シーズン3の第5回目となる5月16日の放送では、横浜市営地下鉄「弘明寺駅」周辺を散策。魅力的な店が多く、迷いに迷ったことでロケは4時間を超える事態に。
■商店街「弘明寺かんのん通り」を散策
弘明寺駅からいつも通りカメラに向かって歩いてくる春日。お決まりの言葉で始まるのかと思いきや、シーズン3第5回目の一声目は「そういうことだよね。ええ、もちろんじばせんのお時間でございますね」とアレンジを効かせたあいさつでロケがスタートする。
冒頭から「横浜ひろし」という春日節が炸裂しつつも、まずはあてもなく弘明寺を散策。少し歩いたところで見つけた「弘明寺かんのん通り」という商店街の様子に、「いいねぇ」と感嘆の声を上げた。
町の情報を探るため、目に留まった「ほまれや洋品店」へお邪魔することにした春日。商店街や店内に飾られている野田クリスタルの横断幕について聞いてみると、実は野田がこのあたり出身で年に1回トークショーやパレードが開催されるという面白い情報を得た。感心しつつ、本題の“せんべろできそうな店”を聞いてみると「桜花酒造」という立ち飲み屋の情報をキャッチ。有力な手掛かりを得て、散策を続ける。
さらに歩いた先で「中華料理 廣州亭」を見つけ、顔出し確認をする春日。メニューを見て「安!」と思わず声を上げたのも当然、シミュレーション段階にして前代未聞の750円という価格が実現できそうだからだ。しかしここはまだまだ序盤。さらなる良店が見つかるかもしれないということで、一旦保留に。
散策を続けていくと、洋品店のオーナーから伺った「桜花酒造」を見つけて顔出し確認へ。酒屋と飲食店を一緒にやっている角打ちの店で、「当店せんべろやってまして」と春日が確認するより先に伝えられる。これは期待大…と目を輝かせた春日は詳細を伺うことに。
紹介されたのは期待を裏切らないかなりお得なセットで、「地上波ロケーションだったらアパーが飛び出てましたよ」と謎の仮定をこぼす春日。またスタッフから「原価率高いものを聞くのはやめて」と釘を刺された際は、「私が一番美味しく頂けるのはお得なものだから」とこれまた春日節が炸裂するのだった。
■レベルたかしな「弘明寺駅」に迷い狼となる春日
商店街を一通り散策し終えた春日は、「迷い狼だな」とつぶやく。すかさずスタッフが「誰対誰くらい難しいか」と質問を投げかけると、春日の回答は「高田VS武藤」だった。渋すぎる。
散策中の反対車線に「やまとや酒店」を見つけ、念のため確認へ向かう春日。以前は角打ちをやっていたそうで、現在は生ビールのテイクアウトをやっている店だ。生ビール1杯300円という破格の値段に驚きを隠せない春日。おつまみの持ち込みもOKらしく、せんべろの候補になりえるが…ここは一旦保留に。
他の店を探しながら「レベルたかしだね」を繰り返す春日。弘明寺駅周辺の店はかなりせんべろに適した店が多いことが伺える。そこからさらに「本格焼酎Barとんぼ」や「もつ焼 幸大」へ顔出し確認するのだが、「いやぁ多いねぇ」と春日を迷わせる良店ばかりだ。
サク飲みセットが18時までの「弘明寺ホルモンyawd」や「弘明寺フライ」、さらには今日初の渋パク(渋くてインパクトがある)店の「ふるさと」でも迷いに迷う。今回の店選びの時間になっても、スタッフが「結構、いままでで一番わかんないんじゃないですか。マジで」と声をかけるほど粒ぞろいな弘明寺駅周辺。
しかし春日は気合を入れると、「私の頭の中のサイコロ」「賽は投げられた」とカッコよく頭のなかで本日のじばせん店を決定。「なんかかっこよく言ってるけど…」とスタッフにブツブツ文句を言われつつ、向かった先は「やまとや酒店」だ。選んだ理由は、“ここでしか体験できない”だった。
酒店の店主が直々に注いでくれるビールは、非常にクリアな味わい。ビールサーバーは毎日分解清掃しており、注ぎ口に余計な汚れをつけないために“同じグラスを使わないで提供する”など徹底したビールへの“愛”がある。値段に相応しくない完成度の一杯は、「愛にあふれてるんだよ、こちらのお店は」と春日をいたく感動させるのだった。
■ご主人もBSフリークで番組をしょっちゅう見ていた
今回のじばせん店のご主人、実は「じばせん」視聴者だった。しかもBSしか見ない「BSフリーク」ということも判明し、BS好きな春日もなんだか親近感を覚えたようす。店では300円のビールを2杯頼み、道中にあった不二家で安くなっていたシュークリームと共にいただく。お会計はビール2杯とシュークリーム合わせて951円で49円残し。
綺麗なビールの味を十分に堪能した春日は、「いやぁ最高だったね」と今回のロケを振り返る。魅力的な店も多い中、珍しさやここでしか体験できないという点を考慮して店を決めた今回。この街にお世話になったため、最後は観音様にごあいさつに行くと言い残して夜の街に消えていくのだった。
次回5月23日(土)夜10時の放送では、川崎市・JR南武線「武蔵新城駅」周辺を散策。春日が“秘密のギター教室”に潜入する。

