娘が3歳になり、「ようやくお店で焼肉が楽しめる!」と久しぶりの食べ放題に胸を躍らせていたときのこと。やけどに注意しながら娘のお世話に追われる私をよそに、夫は自分の好きな厚切り肉を焼くのに夢中でまったく手伝おうとしません。
ろくにお肉を食べられず限界を迎えた私が、帰宅後にとうとう不満を爆発させると、思いもよらない展開が待っていたのです……。
せっかくの焼肉食べ放題が……
3歳の娘が火傷しないよう、私はお肉を小さく切ったり冷ましたりと休む暇がありません。一方の夫はテンションが上がり、自分の好きな厚切り肉を焼いて食べるのに夢中。「代わろうか」のひと言もありません。
そんな中、娘がジュースをこぼしてしまうハプニングが! 私が大慌てで片付けている間も、夫は手伝うどころか「あ、俺の肉! 大丈夫か!?」と網の上を心配する始末。結局、私は冷めたお肉を急いで数枚食べただけで制限時間を迎えました。
身をもって大変さを知った夫がひと言
帰宅後、「あー、おいしかった!」と満足げな夫を見た瞬間、ついに私の不満が爆発。「私、今日ほとんどお肉食べてないんだけど! 外食で私だけ慌ただしいのはおかしいよ」と抗議すると、夫は自分の身勝手さに気づき「本当にごめん……」と猛反省しました。
そこで次の焼肉では、まず夫に娘の面倒を見てもらい、私が先に温かいごはんを食べることに。後日、再び焼肉食べ放題へ行くと、娘の世話を担当した夫は、自分の肉を焼く暇がまったくありません。
「ごめん、手が離せないから俺の肉食べてて!」と焦る夫の姿に、私は心の中で少しガッツポーズ。交代するころにはすっかり疲れ果て、「子連れの焼肉って、こんなに忙しかったんだな……」とポツリとこぼしていました。
あの日の苦労を身をもって理解してくれたようで、スッとしました。今ではお互い協力し合い、家族全員で外食を楽しめています。
著者:萩野笹/30代女性/3歳の娘を育てる母。某アイドルの推し活に夢中。
イラスト:あやこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

